だんだんと日が長くなり、春らしさを感じるようになりました。週末はどこも花見で賑やかになる中、さくっと金曜の夜に田舎へ一人アウトドア&車中泊するのにハマっています。

僕は個人的にですが、「車中泊=相当暇な時間が多い」と思っています。それは恐らくタブレットやゲーム、DVD などの娯楽用品を持っていかないからだと思いますが、料理以外は時間を持て余しボ〜っと考え事をすることが多いです。

たまに暇すぎて暗闇の中を散策したりもするわけですが、田舎の暗闇は本当に怖い。カメラで星が綺麗に写る以外、メリットが何もないくらい真っ暗闇で「何でこんな暗いねん」とか言っています。

「じゃあ行くなよ」って感じですが、やっぱり一人で過ごす時間は落ち着きますし大事だと30代半ばは思うわけです。

そんな孤独アウトドアのお供に古〜い乾電池式のランタンを使っていたのですが、一人のおっさんを照らすのに十分でかつ携帯性があるものを探していました。

そして、やっと自分好みのものが見つかりました。先日 mont-bell のスタッフさんがおすすめしてくれた BioLiteSunLight です。


BioLight SunLight

BioLite は最近 mont-bell のショップでよく見かける “自然のエネルギーを生かしたアウトドアライフを提案する” アウトドアブランド(ニューヨークが本拠地)です。

そんなバイオライトが太陽光で充電して使えるソーラーパネル一体型ライト「サンライト」を発売してから久しいですが、これまで BioLight ゾーンは素通りしていましたので、SunLight の存在に全く気づいていませんでした。

たまたま買おうと思っていた mont-bell のコンパクトランタンが入荷されておらず、その旨を店員さんに尋ねていたところオススメされたのがこの BioLight SunLight だったんです。

スペック

重量: 95g
サイズ幅: 8.6cm×高さ8.5cm×厚さ2.3cm
照射時間: 3時間(HIGH)/50時間(LOW)
明るさ: 最大100ルーメン
本体充電時間: 約7時間(solar)/2時間(USB)
防水等級: IPX4 ※完全防水ではない

特徴は軽量、コンパクト、太陽光充電可能、防水と小さい割に非常にハイスペックな仕様です。

ただ、店員さんの説明が結構ボンヤリしてたことと、ネットでの口コミが皆無だったことから、「本当におすすめなのかよ」という風な顔を僕はしてたかもしれません。

急いでサイトのプロモ動画を見ても当然良いことしか言いません。「まぁ¥2,600だし、ダメなら即メルカリコースで」と、とりあえず買ってみることに。


車中泊では …

帰宅後、早速マイフェイバリット田舎スポットへ車を走らせ、車中泊用に使うとどうなるのか試してみました。

上の画像は電気をつけていない Volvo New V60 車内の様子です。真っ暗です。ただの黒い画像を用意したんじゃないかと思われますが、実は Mac Book Air と BioLight SunLight がセットされています。

それではあまり期待せず、恐る恐るライトをオンにしてみると …

「うおっ!」と声をあげてしまいました。パーフェクトです。まさに求めていた光量なんです。

正直100lumen というのがイメージ出来ず、mont-bell の店員さんに聞くと「一人キャンプだったら大丈夫ですよ」と、一か八かの100 lumen 説明だったのでミスった感があったのですが、車内を灯すのには十分でした。

ちなみに車外から覗いた時はこんな感じです。

灯りが激しくなく「ロマンティックだ」と感じたのですが、思ったより外から車内が見えているのでリア側もサンシェードが必要なことを再認識させられます(車内ではパンダみたいな生活をしているので、とても人にはお見せ出来ません)。

夜の屋外では …

こちらは mont-bell の公式ページで掲載されている SunLight を夜使った時の写真です。「ほんまかいな」と思わせるくらい素晴らしい写真です。

屋外で SunLight は本当に機能するのか知りたかったので、つい先日暗闇の中夜桜の枝に SunLight を吊るしてみました。桜の枝を折らないように注意しながら取り付け、スイッチを押すと …

「うおっ!」と声をあげてしまったのは今回は僕ではなく友人の方でした。ホームページの写真通りの光量で、撮影した場所は相当暗い場所でしたが綺麗に5分咲きの桜を映し出しました。

通り過ぎた高校生が「うわ〜きれい〜」と言ってくれて凄く嬉しかったです、僕はただ SunLight を買っただけのおっさんなんですが。

お花見時にシートの上に置くと正直眩しすぎたのでちょっと離れた場所から照らすか、木の枝を利用して上から垂らすのがベストな使い道かもしれないですね。