スウェーデンの首都・ストックホルム玄関口、Stockholm Arlanda Airportアーランダ空港)。

観光、勉学、ビジネスなど目的に関わらず、ストックホルム入りにはほとんどの日本人の方々が利用される空港となっています。

航空機を降り、無事荷物をピックアップした後、到着口を出た瞬間に「北欧」を味わうことの出来る洗練された造りの空港で、あまりの心地良さからロビーの椅子で爆睡する人続出です。

LINK【始まりはここから】スウェーデン・アーランダ空港到着後のルート

ツアーでスウェーデンに来た場合、すぐにチャーターされたバスで市街地に向かうことになりますが、それではもったいない。

北欧建築やスウェーデン文化をまずはこちらで味わってみてから、ストックホルムの街へ繰り出してみてはいかがでしょうか?



ストックホルム・アーランダ空港

北欧の空港に共通して言えることは、やはり「えっ?これ空港?」と漏らしてしまうほど、空港施設のデザイン性が高いことでしょう。

スウェーデンのアーランダ空港も、北欧建築、北欧家具、独自のデザインコンセプトが惜しみなく発揮された空間となっており、他のヨーロッパ諸国の空港と比較しても非常にユニークなのが分かります。

到着口を出た瞬間に待っているのは、一面に広がる木製のフロア。

「森はあたたかい」

C.W.ニコル氏の有名な言葉を思い出します。このフロアのおかげで、寒い季節にこの国に降りたっても、ほっこりした気持ちになることが出来るのです。森の国スウェーデンの気遣いですね。

しかし、それはまだ序盤に過ぎません。アーランダ空港で最も「北欧」を感じられるのは、空港直結の Arlanda Sky City なのです。

Arlanda Sky City

アーランダ空港に降り立った人に、是非立ち寄って頂きたいのが Arlanda SkyCity(空港内ショッピングエリア)。こちらは空港内の共用施設で、時間を潰すのにはもってこいの場所となっています。

そして、この Arlanda SkyCity の雰囲気の素敵さが半端ない!

前面ガラス張りの空間に、先ほど同様一面に広がる木製のフロア、北欧建築様式や北欧家具デザインが多数見られる店舗ブース、テーブル、椅子などのインテリア。

木製ベンチの前には、スウェーデンが誇る自動車 VOLVO がディスプレイされています。

SkyCity の洋服や雑貨などウィンドウショッピングを楽しんだ後は、併設カフェやレストランで時間を潰すのもおすすめです。

フロアスペースは広々としているので、スーツケースを隣に置いたまま食事を楽しむことが可能です。スウェーデンは治安が良いので、置き引きなどの発生は稀です。しかし、一応目を離さず見張っておきましょう。

そんなお洒落な空港のカフェやレストランですが、肝心の値段はやはり少し高め。しかし、サンドウィッチやオープンサンドなどはボリューミーで食べごたえがあります。

ハネムーンや定年旅行などカップルで来た人は、1つをシェアしてコーヒーを付ければ1人¥1,000程度で済ますことが出来ます。



スウェーデンのコンビニ

「いやいや、空港のカフェとか高けーよ!」というそこのお父さん、大丈夫ですよ。空港内にはちょっとした果物やお菓子を扱っているコンビニがあります。

そして、スウェーデンのコンビニと言えば、Pressbyran。値段はやはり空港価格で少し高めですが、レストランよりははるかに安いですので、小腹を満たしたければこちらに立ち寄りましょう。

スウェーデン版パパラッチみたいな本も置いてあって面白いです。

両替

以前にも取り上げたように、スウェーデンは世界でも有数のキャッシュレス社会で、現金お断りのお店も多いです。ゆえに、滞在中はクレジットカードで支払いを済ませる方が支払いや予算の管理などは楽だと思います。

しかし、念のため現金も持っておきたいという人は、Sky City までの道のりにある FOREX BANK(両替所)へ行くのがベターでしょう。

FOREX BANK はストックホルムやウプサラなどの市街地にも多数店舗があります。

それぞれ換金レートが異なるので、個人的には街の FOREX BANK での換金をおすすめしますが、空港で済ませておきたい場合はこちらを利用しましょう。

 

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