冬が終わり気温が上昇するに連れ強くなる花粉症。鼻をかみすぎて鼻の中が痛い毎日ですがこれを乗り越えるとやってくるのが春。
僕は毎年春になると山やキャンプサイトでのピクニックに精を出すのですが、今年は新たに野外クッキングに向けて JETBOIL MIGHTYMO をゲットしました。
近年、多くの方が車内で JETBOIL のようなバーナーを使った料理動画をYoutube にアップするようになり、それに相まって車中泊がブームとなりつつあるようです。
大抵が SUV や大型のバンですが、時々「ボルボ V60 で車中泊をしてみた」レポートをブログ等でも見かけます。ただ大抵のレポートが車内で気持ちよく寝ることが出来るかどうかの検証にとどまります。
というわけで、今日は「車内クッキングや車内映画鑑賞」含めた Volvo New V60 は車中泊に向いているのか?検証をやってみました。
後部座席を倒したガチの車内空間
こちらの写真はトランク側から撮った後部座席を倒した際の New Volvo V60 です。ちなみに車中泊検証のため、V60 専用のサンシェードをフロントガラスと前列サイドガラスにセットしています。
なかなかダークな空間でパッと見広く感じます。前方からの光が遮断されていますので、後部側のプライバシーガラスの効果が一層引き出されるようです。外から内部は全く見えなかったようで僕の母親が不思議そうに中を覗き込んでいます。
一応中からその様子を写真に撮りましたがさすがにアップはためらいました。では実際にトランクを閉め寝転んで足を伸ばしてみましょう。
「あれっ」足がはみ出ます。ちなみに僕のスペックは身長171cm で短足です。小柄な体型ですので流石に足がはみ出ることは予想していませんでした。
荷物置き場としては十分広いですが、人間が寝る場所としては縦がやや短めかもしれません。
それでも完全フラットで段差がなく、しかも人が寝転んでも下方向にしなることがないので、かなり安定していると思います。
後部座席を倒したガチの車内空間 数値編
次に後部座席を倒した際の実際の数値を図っていきます。先ほど小柄な僕の足がはみ出した写真をお見せしましたが、それもそのはず。トランクを閉めた側の端から反対側の端(人間が 横たわれるスペース)までは164cm でした。
さらに僕は車内を図ったり写真を撮っている間、ずっとかがみ腰でいる必要がありました。
やはりステーションワゴン。SUV などと違って天井が低く、この空間で色々作業するとちょっと疲れてきます。僕は腰痛持ちですので時間が経つとかなりしんどかったです。
– 空間
・横 103cm
・縦 164cm
・高さ 76cm
車内で娯楽を楽しんでみる
その後日が沈むのを待ち、トランク側に色々と並べてみます。台座にキャンドルと DVD プレイヤー、緑茶、大好物のベビースターラーメン。
「キャンドルの光が美しい〜」とその幻想的な空間にため息が出ます。Volvo は全く関係ありませんがベビースターがすすみます。
このラゲージスペースを活用した空間は、大人1人の遊び場としては十分だと思います。ただし先ほども言ったようにステーションワゴンなので高さが低く、小柄な僕でもずっと腰を曲げて途中から寝転んでグータラする必要がありました。
ちなみにこの日の DVD はアルパチーノ主演の名作「Scent of a woman」です。最後の Colonel の演説に1人身震いします。
DVD を見終わりだんだんと夜が更けてくると眠たくなってきました。台座を片付けマットレスを敷いて一晩寝てみると、まず気づいたことは縦の164cm は寝る分に関しては全く問題なかったということです。
僕は運転席側に頭を向けて寝ましたが、マットレスのおかげで特に頭がはみ出ることもなく不快に感じることはなかったです。背の高い人になってくるとまた事情は変わってくると思いますが … 。
この季節の車中泊はまだ少し冷えますね。
車内クッキング!?
朝になりお腹が減りましたのでお家で作ったおにぎりとどん兵衛を食べることにしました。「お湯をどうしようか?」
JETBOIL MIGHTYMO の出番です。
後部座席の窓を少し開け、ガスのつまみを開いていきます。「くさっ!!」MIGHTYMO はガスカートリッジをバーナーに取り付ける時ガス漏れが発生します。
やはり車内でこれをすると臭いの充満が早く、広っぱでの作業時とはかなりドキドキ感が変わってきます。最終的に僕はビビッて点火することが出来ませんでした。だって新車なんですもん。
あとくどいですが、やはり高さがない分安全面関係なく車内で料理する気が起きませんでした。腰をかがめ続けるのが本当にしんどい。
*Volvo New V60 の全情報をまとめたページを設けました。よろしければお立ち寄り下さい。↓↓↓