スウェーデンファッションブランドで、最も早く成功、世界展開、飛躍や下降など、経営面での波乱万丈を経験したのは、Fast Fashion の H&M や他のハイエンドブランド、もしくは老舗の Filippa K だと思っていました。

しかし、今日ご紹介するブランドの戦艦店の店員さんに、

「このブランドの歴史はおもしろいわよ」

と言われ色々調べてみると、こんなにもリッチなヒストリーを持つスウェーデンファッションブランドがあったことに、僕は驚きを隠せませんでした。

「ただの洒落たキレイめブランドだと思ってた … 」

スウェーデンの大人ブランドとして確固たる地位を築き、北欧、ヨーロッパ、アメリカのゴルフ愛好家などから絶大な指示を集める J. LINDEBERG です。



 J. LINDEBERG

Photo: J. LINDEBERG

 J. LINDEBERG は日本を含めた世界数十カ国にブランドを展開する、スウェーデンで最も老舗の1つとして数えられる、総合ファッションブランドです。

Diesel(ディーゼル)のマーケティングディレクターとして辣腕をふるっていた Johan(J)Lindeberg 氏が、1996年に自らのファッションに対するビジョンを実現する場として、このブランドを立ち上げたようです。

長年デニムメーカーに勤務していたこともあり、

「自身のブランドとしてデニムを販売したかっただけなのでは?」

と、周りの目は彼のプロジェクトに注がれました。

そのため、ブランドを立ち上げてからしばらくは、得意分野であるデニム製品の製造をあえて行なわず、周りの期待を(いい意味で)裏切るような商品展開を行なっていったようでした。

このブランドの歴史の何がリッチかと言えば、その経営のアップダウンの歴史にあると言えます。

ブランド立ち上げ当初から、国際展開を積極的に行なったことです。

本国スウェーデン・ストックホルムと米国・ニューヨークに店舗を構え、ビジネスを同時展開。

さらに、投資家達から資金を集め、H&M からトップデザイナーを引き抜き。

そして、ニューヨークの中心地マンハッタンで勝負を仕掛けるという「リスクを取る起業家」としても名を馳せたのでした。

その後東京を含む多くの国際都市に店舗を拡大。

Photo: J. LINDEBERG

さらにはファッション業界において、数々の賞を与えられ名実ともにスウェーデンを代表するグローバルファッションブランドへ成長していきます。

しかし、2000年代後半には業績の悪化から、経営権や CEO(Peak Performance の共同創業者含む)が次々と入れ替わり、Johan Lindeberg 氏自身も同社を離れ、またコンサルタントとしてカムバックしたりと、マネージメントの面で流動性の激しい一面を見せました。

しかし、基本的には取り扱い地域を拡大しているようで、さらなる成長が期待出来る隠れた優等生(?)かもしれないですね。

 スポーツウェアブランド?

J. LINDEBERG は、特に北米滞在時時々街で見かけることがありました。

その時は、気にも止めていませんでしたし、まさかスウェーデンのファッションブランドだとは!? という感じなんですが、とにかく僕の中ではゴルフウェアブランドという印象が強かったです。

J. LINDEBERG はレギュラーカジュアルライン以外に、特にゴルフ、スキーラインに力を入れているため、この特徴的な JL の見覚えと言えば、スポーツウェアという記憶しかないのが正直なところです。

実際、スウェーデン以外の国々では、スポーツウェアブランドとしての認知度の方が高いようで、カジュアルウェアよりも、ゴルフ等のスポーツウェアを推したスペースの方が多いようです。

Photo: J. LINDEBERG

ちなみに、僕が滞在していたウプサラでは、こちらのブランドは店舗を構えていませんでした。価格帯が若干高いところやスポーツウェア路線な所を考えると、Peak Performance 寄り。

しかし、シンプルなデザインで、老舗感を出しているところを見ると Filippa Kっぽい。

ところがどっこい、本国ストックホルムの戦艦店は、スタイリッシュな店内インテリアで Acne Studios っぽかったりと、それはそれでユニークなブランドです。

【自宅でシワ取り】Panasonic 衣類用スチームアイロン(アイボリー NI-FS760-C)

Photo: J. LINDEBERG

ですが、やはりスポーツ感を全面に推しながら、カフアルウェアとしてもデザイン的に確率しているところを見ると、Peak Performance などとは一線を画しています。

僕的には冬は Descente、それ以外は Edition みたいな、きれいめ路線でありながら、シーズンによって方向性が異なる感があります。

やはり ski ウェアを扱うブランドだけあって、機能性は抜群だとフィンランド人(スウェーデン在住)の Satu は言っていました。

やっぱりスポーティな服は格好いいですね!



 戦艦店

J. Lindeberg の戦艦店は、おなじみストックホルムのファッション街 Norrmalmstorg エリアに構えられています。

開店前の早朝に訪問してみることに(なんで!?)。

中は相当奥行きの広いお店で、マネキンやディスプレイされている洋風はきれい目デザインのものが多い様子です。

【自宅でシワ取り】Panasonic 衣類用スチームアイロン(アイボリー NI-FS760-C)

しかし、洒落た雰囲気を醸し出していますね。

 高品質ウェア

意味なく開店前の様子を覗き見し、数時間後にまた戻ってきました。見よ、この店内のスッキリ感!!余分な物はディスプレイせず、客の動線をしっかり確保しています。

意外と買い物する側からするとこれ大事なんですよね。

【自宅でシワ取り】Panasonic 衣類用スチームアイロン(アイボリー NI-FS760-C)

商品を実際触ってみた質感は、かなり高品質な手触りでした。値段が少し高めの設定で、生地の素材も厳選している表示があったりと、こだわりを感じるウェアが多かったです。

こちらもセール時には50%オフが基本ですので、そのタイミングを狙うのがお得ですね。

女性服の方もシンプルかつエレガントな北欧クラシックデザインのものが多く、やはりそれを選ぶ女性客の方も大人な雰囲気の人が多かったです。

この清楚な清潔感のある感じがいいですね。

J. Lindeberg、隠れた老舗北欧ブランドですが、人と被りたくない大人ファッションを好む方、要チェックですよ!!

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