「あー、ダンシングクイーンな!」ってABBAを思い浮かべましたか?思い浮かんだあなたは黄金の70年〜80年代を謳歌した方ですね(ニヤリ)
もちろん、ABBAは世界的に有名で今でもイントロとかでよく使われますよね!実際ABBA記念館なるものがストックホルムにはあり、たくさんのビジターが訪れます。スウェーデンを知るキッカケになったのがABBAだったという方も多いのではないでしょうか?
実は僕もスウェーデンに興味を持った1つキッカケが音楽で、よく聞いていたアーティストがたまたまスウェーデン出身で「あれ?この人スウェーデン出身か。えっ、この人もスウェーデン!?うわっ、この人もやん、ひくわ!」となったんです。「何やねん、この国」ともつぶやきました。
独特な音楽性!?
僕は全く音楽に精通していないのでうまく言えませんが、スウェーデン人ミュージシャンが作る音楽は独特のメロディーラインを持っていると言いますか、米英ロックとはまた違ったテイストを感じるんです。そしてなんかそれが自分にハマる感じなんです(スウェーデンが好き過ぎて無理やり感はありますが)。
お国柄人々はパリピーで、それがまた音楽シーンを盛り上げているんだと思いました。そして、言うまでもなくスウェーデンの音楽産業は数十年にわたって活気に満ち溢れています。
近年、様々な形態のスタートアップコミュニティーがストックホルムを中心に発足していますが、音楽シーンも例外ではありません。そして、ストックホルムで最も大きなミュージックコミュニティーが STHLM Music City です。STHLM Music City は自らを全ての音楽に携わるテクノロジー狂、クリエーター、起業家のためのコミュニティーだと標榜し、音楽、メディア、そしてハイテクの融合から新たな価値を生み出すことをミッションとしています。
そしてその一環として、ストックホルムにミュージックスタートアップ向けのアジト STHLM Music House をオープンしました。
STHLM Music House
ストックホルムのダウンタウン中心地からは少し距離がありますが、海沿いを散歩がてらに20分程歩いた閑静な場所に建物はたたずんでいます。
僕はこの辺りが好きで、よくカメラ片手に歩いていました。
多岐にわたる ”音楽活動”

Photo: STHLM Music House

Photo: STHLM Music House/ 創業メンバーで右から2番目がインタビューした Sara
スウェーデンのテックミュージックと言えば Spotify が1番に名前が挙がりますが、あくまで彼らが音楽を発信していくという意味では Spotify とは違った組織を目指しているようです。
「STHLM Music City は音楽とテクノロジーを融合させ新たな価値を生む人やビジネスの創造を目指しているの。そしてそれが音楽とイノベーションの世界的な中心地として、ストックホルム全体の価値向上に繋がると信じているの(創業者 Sara Herrlin)」
ファンタオレンジを片手にサンドウィッチにむしゃぶりつく僕に創業者のサラは力強く語りました(自分の食い意地を呪恥じます!)。
彼女の言う通り、ストックホルムは近年、音楽とテクノロジーの両面から世界で注目を浴びています。世界中の音楽を愛する人達がすっと溶けこめるような、新たなかたちのミュージックコミュニティの創造を目指し彼らは今日も活動しているのです。
注目の若手アーティスト
この人はもうすでにメジャーデビューを果たし人気急上昇ですが、あまりにも曲を出すサイクルが長くて困ったチャンです。2014年に 「Mermaid はいつリリースされるの?」とメールしたところ、「心配しないで、数ヶ月以内に i Tunes でゲットしてるはずよ」と返信がありました。そして今現在まだリリースされてません。参ったチャンです。