ストックホルムへ旅行会社のツアーでなく、個人旅行で来られる場合、可能な限り “徒歩で” 観光スポットを回られることをおすすめしています。
それは、現地の観光地が都心部に集中していることもそうですが、街歩きをするとふと思いもしなかった光景に遭遇したり、面白い場所やお店を見つける機会に恵まれるからです。
とは言え、やはりベタな場所も紹介せざるを得ないのが、観光サイトの悲しいところ(えっ、観光サイトだったの?)。
ストックホルム観光で絶対に外されない訪問地の1つ、ストックホルム市庁舎(Stockholm Stadshuset)について本日はご紹介します。
ストックホルム市庁舎
赤いレンガ造りの大きな建物で有名な Stockholm Stadshuset(ストックホルム市庁舎)。その名の通り、市の公的なビルです。
ストックホルム中央駅の2階から外へ出ると、まず小さなロータリーがあります。
そこから市街地と反対方向へ歩き始めると、 Wagamama という日本料理屋が入るビルが見えますが、それを素通りしそのまま進みます。
突き当たりに差し掛かると、川沿いの歩道へと出る階段が左手にあるので、そちらを降りて市庁舎へ向かいましょう。
中央駅からは5〜10分ほどで着くことが出来ます。
映える写真スポット
少し離れた場所から
【誰でも美しく撮れる】Sony RX100M7(高級コンデジ最高峰)
ちなみに、こちらの写真は Birger Jarls torn と呼ばれる Gamla Stan(旧市街地)の端にあたる場所で撮ったものです。
古い建物や教会が立ち並ぶ素晴らしい場所ですので、こちらもチェックしておくべきスポットです。
夜景
そして、Stadshuset の夜景もストックホルムに来た際は、絶対に見ておくべきものの1つです。先ほどと同じ Birger Jarls torn からの撮影ですが、様子が全然違うことが分かるかと思います。
この写真は編集を一切加えていない JPEG 撮って出しになりますが、夜間の市庁舎がそのまんま表現できた写真になったと思います。
建物自体は薄暗い影を身にまとい、頂点の青く光る灯りと周囲の街灯が、周囲を非常に幻想的な雰囲気へと変えています。
昼間の賑やかさとはまた違った良さを感じられるでしょう。
ギフトショップも併設
もちろん、こちらの市庁舎にはギフトショップが併設されており、Stockholm Stadshuset のデザインをモチーフにした、小物やカップ類、フラッグ(旗)など、ありとあらゆるものが置いてあります。
市庁舎内部の観覧が時間上叶わなくても、こちらのギフトショップにだけ立ち寄るのも全然ありだと思います。
珍しいフリートイレ
そして僕がむしろ一番強調したいこのスポットの良い所は、「お手洗いが無料で使える」という、当たり前のようで当たり前でない事実です。
ストックホルムではほとんどの公共トイレ(デパートもショッピングモールも)が、1回10クローナ(約100円)という支払い型便所なのです。
時々公園の前などでも公衆トイレを目にしますが、めちゃくちゃ汚いか、大きい方はやはりお金がかかるシステムです。
新しい街に住み始めると、必ずポイント(地点)ポイントで自分の「気軽にお立ち寄りトイレ」を見つける、犬みたいな習性が僕にはあるので、こちらの無料トイレも見つけるのはかなり早かったです。
見た目トイレには見えない場所にありますが … 。
でも誰にも言いませんでした、もよおした時ライバルが増えると困るので。
ちなみに、この市庁舎の無料トイレは、ジェンダーイコールトイレではなく、男性・女性に別れておりますので、日本人の方でも抵抗なく利用出来るでしょう。
これまたスウェーデンでは珍しいのです。
*スウェーデンに留学・ワーホリ・移住予定の方向けの、スウェーデンの生活にまつわるページを設けました。子育て、教育費、給料、税金、不動産売買、などなど包み隠さずお話しています。見て損はさせません。