Stockholm Subway Art(ストックホルム地下鉄アート)の中には、

「何でこれあんまりプロモートされてないんだろう?」

と、情報量が少ない駅も少なくありません。本日ご紹介する Näckrosen Station もあまり知られてはいないものの、その見栄えたるや立派な地下鉄アートです。

僕の中では「正統派地下鉄アート」と訳のわからない位置付けなのですが、ボルダリングのような見た目がシンプルで逆に良かったりします。

 Näckrosen

Näckrosen Station は、地下鉄 Blue Line の Solna 地区にある、白い岩壁が特徴の駅です。1975年に駅自体は開通し、T-Centralen – Hjulsta 間の最初の拡張地点として、交通で大事な役割を担ってきました。

左右の壁、ゴツゴツの天井岩から予想出来る通り、この駅も地下深くに設けられた駅です。

この駅の上に位置する場所は、いわゆる住宅街で、Gamla Filmstaden と呼ばれる以前は映画撮影所だった場所にあたります。



 不思議な額縁ディスプレイ

Näckrosen Station Art の特徴1つ目は、この額縁ディスプレイ。

厳重に守られたこの額の中で、不思議な形をした人形が飾られています。

かと思えば、このような赤ん坊や子供の写真とメッセージが ….

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いや、やっぱり人形だ。しかし、特徴は石を使用しているところですね。

 ボルダリングアート

ボルダリングアート … と勝手に名付けてしまいましたが、明らかに違いますね。

この駅には四方八方、このように形や大きさの異なる石がくっついています。真相は解りかねますが、何か石にまつわるメッセージが込められているのでしょうか?

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絵画のようなアートではありませんが、このように彩られた石でプラットフォームはデザインされています。

派手さはありませんが、背景の白色と相まって気品を感じる地下鉄アートとなっています。あまりメディアなどでもこちらについては取り上げられていないので、僕的には “穴場” アート駅でお気に入りの1つです。

時間があれば是非こちらにもお立ち寄り下さい。

*** ストックホルム地下鉄アートの全駅一覧をアップしました。皆さんのお好きなデザインはどちらですか?ご意見お待ちしております。

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