ストックホルムの交通の要所である T-CENTRALEN(地下鉄ストックホルム中央駅)

市内で最も人が行き交うこの駅では、Blue Line(青い線)の地下鉄のプラットフォームで、Stockholm Subway Artストックホルム地下鉄アート)を見ることが出来ます。

T-Centralen には全ての色の地下鉄 Line が発着するため、どこでアートを見ることが出来るのか、意外と迷われる方も多いです。

中央駅改札からのルートも含めご紹介します。

 T-CENTRALEN

T-Centralen(地下鉄ストックホルム駅)へは、以前ご紹介したストックホルム中央駅(鉄道)フロアからアクセスすることが出来ます。

LINK【北欧の Grand Central Terminal】旅の始点ストックホルム中央駅をチラ見せ

Information Desk のあるフロアから、B1 フロアへエスカレーターで降りていきます。SL(鉄道サービス) の Customer Service オフィスを通り過ぎ、その後 T-Centralen の標識の通り左へ曲がります。

鉄道の中央駅から地下鉄 T-Centralen への通路の壁には、このようなアートが描かれたタイルが散りばめられています。

しかし、当然こちらは地下鉄アートではありません(すでにアーティスティックですが)。このまま通路を進み、地下鉄駅の改札を抜けます。



 地下鉄アートに関する基礎知識

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ストックホルム地下鉄アートを個人で見回りたい方への基礎知識として、

「アートを見ることの出来るプラットフォームは、基本どの駅も最下層部にある」

という事実です。T-Centralen のように、複数の地下鉄ラインがその駅を通過する場合、地下1階部は~ライン、地下2階部は***ラインと、同じ駅でも複数階にわたってプラットフォームがあることになります。

ですので、「T-Centralen に地下鉄アートがあるのは分かってるんだけど、どのフロアにあるのか分からず結構迷ってしまった」という声も時々聞かれます。

実際、改札から Blue Line までの道のりは結構長く、ルートが迷路みたいになっていて分かりにくいと思います。

 目指せ Blue Line

T-Centralen の場合は、最下層階にあたる Blue Line(10&11番ライン)のプラットフォームが、地下鉄アートが描かれた場所になります。

改札を潜り、10&11プラットフォームへ誘導する青い表示と矢印の通りに足を進めます。

途中長めの地上を這うエスカレーターに乗り、もうすでにトンネルがアートがかってることに気付き始めます。

まだまだ。とにかくアートの場所までは結構歩きます。

そして ….



 T-Centralen Subway Art

そうしてたどり着くのが、この青を基調としたデザインの T-Centralen 地下鉄アートです。この上の写真の女性の後ろにいるお兄さんのリアクションが、僕は未だに忘れられません。

沖縄の人が初めて雪を見たような(知らんけど)、とにかく “The 感動” を表現する口ぽか〜ん状態でした。

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このアートの下に隠れているゴツゴツした岩を見るだけで、この空間を作るのにどれだけ岩の掘削が大変な作業だったのかを、元土木職人の僕は感じます。

言い方が難しいですが、生々しい岩の形丸出しの下地に描かれた、独特のデザインと模様が何とも言えないくらい格好良い。

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こんな空間がフロアいっぱいに広がっています。

こんなおしゃれな空間から地下鉄に乗れるだなんて、ストックホルムの人々は幸せですね。

*** ストックホルム地下鉄アートの全駅一覧をアップしました。皆さんのお好きなデザインはどちらですか?ご意見お待ちしております。

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