こんにちは、バックパッカー Tada です、いえ、正確にはエセバックパッカー Tada です。いつも安全な国の治安を再三確認してリュック背負ってます。

さて僕はしばらくの間スウェーデン留学やスタートアップ関連に特化して情報発信する予定だったんですが、もう我慢出来ません。

だって先日 Kao-P が僕の知らない間にカプセルホテルについて書いちゃったんですもん。

実は僕めっちゃくちゃカプセルホテル好きなんですよ。あの狭い空間でおっさんのいびきが聞こえたり、ビールすすってたり、ポテチのボリボリが鳴りやまなかったり、布団がカサカサ音してたり、何かもう最高!

でも最近は女性客や外国人観光客の方も多いんですよ!さらに日本に旅したカプセルホテルユーザーがその後自国にアイディアを持ち帰り同形態でホテルをオープンするケースも増えています。

中国、フィリピン、ポーランド、その他世界中にカプセルホテルブームが今まさに始まろうとしています。


東京のカプセルホテル

僕は東京に遊びに行った時、必ずと言っていいほどカプセルホテルに泊まります。

本当に気軽に出入りすることが出来て、いつでも施設の銭湯やシャワーが利用可能。

さらにロッカーに荷物もキープ出来ると、朝から夜遅くまで基本外にいる者にとってはメリットだらけなんです。しかも安い!

数日間の滞在であえて異なるカプセルホテルを歩き渡ったこともあります。きっと僕は一生カプセルホテルの沼から抜け出せないと思います。

ちなみに東京近辺のカプセルの相場は一晩¥3,500〜¥6,000と施設によるのですが、僕は長年地下鉄東西線木場駅近くのカプセルホテルを利用していました。

また別の機会でこちらのホテルもご紹介したいのですが、近くに美味しいラーメン屋が多かったり、飲屋街の茅場町から歩いて帰れたりそれはそれは最高で、絶対に他のカプセルホテルに目移りすることは無いと思っていました。

ところが、僕は浮気してしまったんです。そしてこの浮気が気づけば本気に変わってしまっていたのです。

1泊1,980円

あれは数年前の夏、宿泊予約サイト(Booking.com)という名の出会い系サイトで初めて彼女を見つけました。鶯谷という立地に加え、“1泊1980円ホテル” というあまりにも大胆な名前。

疑わずにはいられませんでした、やばいヤツだと。一方で好奇心を抑えきれなかった僕はいつもの木場駅すぐのカプセルホテルをやめ、この恐らく東京一安いカプセルホテルを予約しました。

そして恋に落ちたんです。


予想以上の清潔感

(官能小説調の説明はここまでにして)まず受付で名前を伝えると、すぐ横のチケット販売機で支払いを済ませるように言われます(スタッフの方が説明してくれるのでご心配なく)。

受付ではスリッパやタオルも貰えその後寝床の階へエレベーターで上がります。

まず驚いたのは予想以上に施設が清潔なこと。トイレは広く、洗面台も数人が同時に使える位広く混雑しがちな朝も全く問題ありません。

さらに荷物を預けられるロッカーが広い!残念ながらハンガーをかけられない仕様になっているのでそこは我慢しましょう(ビジネス利用と伝えればハンガーありになると思います)。

シャワールームは別フロアで共用となりますが、十分な数が設置されているので空いていなくてシャワーを浴びれなかったということは一度も経験していません。

そして最も重要な寝室ですが、そこは値段通りカーテンで仕切られているだけの簡易的な作りになります。

内部も極めてシンプルでテレビなどのアメニティはなく、消臭剤、コンセント、小さな空調設備が付いているだけで睡眠特化型カプセルですね!

ですが、wifi は全フロア完備されコネクションも良いので、ちょっと休憩したり、時間を潰すくらいなら全く問題ありません。

実は1980円ホテルは屋上にコミュニティスペースを設けているんですが、こちらは wifi が届かず、かつ夜になると真っ暗になります。

僕は人がいたことに気付かずこちらで夜中ビールを飲みながら一人ぶつぶつ呟いていて恥ずかしい思いをしました。それぐらい暗いです、あとたどり着くまで遠いです。

しかしです、ホテルは24時間出入り自由で、鶯谷ということもあり上野近くの飲み屋やバーなどナイトライフは事足りません。

加えて店員さんは親切で、僕は本当にこの1980円ホテルが気に入りました。事実、ここを試して以来木場のホテルへは数年間行っていません。1980のバカ!

立地、値段、クオリティの面からも1泊1980円とは思えないこの1泊1980円ホテルは本当におすすめです(何回聞いてもおもろいなこの名前w)。

皆さんもこちらで浮いた宿泊代を食事やお土産に回してみてはいかがでしょうか?