先日、田舎道をドライブ中、遥か彼方からやってくるイケメンな車が Volvo (XC90)だとすぐに分かりました。

現在 Volvo 新型ラインナップ(セダン〜ステーションワゴン〜SUV)に採用されているエクステリアデザインは、それくらいスタイリッシュ(Volvo ユーザーにとっては)で一目でボルボだと認識出来ます。

その瞬時に認識可能な理由は、新たなやや丸みを帯びたボディや大きくなったエンブレム等色々ありますが、やはりトールハンマー型の LED ヘッドライトの存在が大きいと思います。

Volvo Thor’s Hammer LED Headlights

この Volvo 独特のデザインを有するヘッドライト、自分が Volvo に乗っているから余計にそう感じるのか、とにかくイカします。

正直、外車は他にも格好良いのはたくさんあります。メルセデス、ポルシェ、アウディ、ビーエム、ジャガー、etc。車の質感などでいうと、これらの車の方が上だと明言する人も多いです。

「だからこそなんか見た目で特徴付けてくれ」

そんな独身中年 VOLVO 愛的暇人(僕)の叫びを汲んでくれているかのような、スタイリッシュになった新生ボルボデザインにアクセントを加える役目のヘッドライトです。

かなり好きですこの LED ヘッドライト。ちなみに Volvo New V60 では、昼夜問わずエンジンをかけている間はヘッドライトが光ります。

だから余計に目立ちます!

ところで、車雑誌や YouTube で「トールハンマー型、トールハンマー型」と、いかにもこのプロレスの決め技のような言葉(トールハンマー)が万国共通語のように使われていますが、「何なんそれ?」と思われた方も多いんじゃないでしょうか?


北欧の神が持った金づち

Thor’s Fight with the Giants (1872) by Mårten Eskil Winge.

実はこれ北欧神話に登場する雷電の神(トール)が、敵を倒すのに使っていたハンマーのことなんです。

ヘッドライトと見比べた時「やや無理やり感ない?」と僕も最初は思いましたが、スウェーデンに住んでいた者として言えることは、トールハンマーは本国でめっちゃ崇められているということです。

美術館や博物館などでの展示、イラストなどに使われたり、何かそれっぽい(金づちっぽい)ものが見つかると、「おい!トールハンマーが本当に見つかったぞ!」と工事現場をストップさせたり、とにかくゴッドなのです。

日本でいうところの何に当たるんでしょうか?

天照大御神(あまてらすおおみかみ)といったところでしょうか?

ちなみにストックホルムやウプサラでも頻繁にトールハンマーに関するイメージを目撃することが出来ましたので、スウェーデンにご旅行の際は意識してみて下さい。

Photo: The Local

この写真、アベンジャーズ好きの人は「あっ」と思ったでしょう。そうです、ソーの持つ武器こそトールハンマーなのです。

最強の武器です。「フンフンフンフン」と力いっぱい投げても勝手に戻ってくるので、誰も勝てません。

Volvo トールハンマー型ヘッドライトのデザインが他車メーカーにパクられませんように …。