ウプサラ大学修士課程では、5月末に卒論提出が完了します。

スウェーデンもしくはウプサラ大学独自の「チーム制卒論」に疲れ果てた僕は、「やりきったー!」という達成感よりも「やっとこいつらから離れられるー!」という開放感の方が強かったです。

そして、その数日後6月初旬に行なわれるのが、大学 International Office 主催の Summer Closing Ceremony という非公式卒業イベントです。

本日は留学生にとって最後となるこの学内イベントについてご紹介したいと思います。

 Summer Closing Ceremony

Uppsala University Summer Closing Ceremony は、卒業を迎える Master プログラム受講生が一堂に会する “プレ卒業” イベントです。 これは、海外大学院の卒業式がプログラム終了後半年〜数ヶ月後に開催されることが一般的であるため、それに参加が難しいであろう留学生のことを想ってのイベントであろうと考えられます(恐らく)。 イベントでは、これから巣立っていくウプサラ大生へ学長からの贈る言葉や、バイオリンオーケストラの生演奏、ちょっとした立食パーティーなどが設けられます。 本当にこれが留学生ライフを締めくくる最後の学校行事ですので、 「帰りたくね〜〜〜〜」 と死ぬほどなります。当日のイベントの様子を交えた動画を作ってみましたので、よろしければ見てみて下さい。

 当日の様子

Venue は本来大学の Main Building ですが、僕がプログラムを修了した年はそのビルがずっと工事中でしたので、ウプサラ城の中で行なわれました。

International Office から招待メールが届き(数日前)、登録したことを証明できる画像(スマホ)を持って入城します。

会場前には正装をし、伝統的な卒業ハットを被った方が立っています。何やら厳かそうです。

会場へは相当早めに行きましたが、10分もしないうちにすぐに満員になってしまったので、極力早めに到着する方が良いかと思います。

会場へは相当早めに行きましたが、10分もしないうちにすぐに満員になってしまったので、極力早めに到着する方が良いでしょう。

クラスメート達と合流し、しばし談笑します。

皆これから何が行なわれるのかが分かっていないので、若干緊張しています。

ちなみにこの Closing Ceremony はプログラム受講者本人以外にも家族や、ボーイフレンド、ガールフレンドも帯同が許されています。

もし、そういった関係の方がいらっしゃったら良い思い出になるかもしれませんね!

ちなみに僕はガッツリ一人で参加です!!

その後学長含む様々な方からこれからに向けてのお話をいただいたり、楽器演奏、歌、Alumni(卒業生)コミュニティに参加する恩恵や方法の説明があり、イベントは終了しました。

その後は外へ。

 最後の写真撮影

Closing Ceremony はその後屋外でのちょっとした立食パーティーへと続きます。

アルコールではなく、アップルジュースやクッキーなどの軽食でしたが、やはり最後の集いということもあり、クラスメートやそれ以外の同窓生との雑談に花が咲きます。

仲の良かったクラスメートと最後の集合写真を撮ります。

これぐらいからだんだんと帰国が迫ってきていることを感じだし、

「帰りたくね〜」

と狂いそうになります(2回目)。

それぞれの成功や幸せを近い合い、「1年間ありがとう」という言葉をお互い掛け合って、とりあえずここで一旦解散しました。

ウプサラ大学留学生の皆さん、この最後のセレモニーは参加必須ですよ!