前回、V60 のインテリア・本革ブラック編で、「ジムで見かけたキャラメル色の内装も、オシャレで格好良かったので乗ってみたいな〜」と半ば願望的に呟いてみたのですが、その後すぐに乗る機会がおとずれました。
本日はそのキャラメル色、正式名称は “アンバー” に関するレビューです。
「格好良かった」と言ったものの、僕の中でこの色=ポルシェカイエン(エクステリアはブラック)の固定観念があり、「本当に Volvo V60 に合うのか?せめてXCと違うんか?」と半分否定的な目線で数日間車を走らせました。
果たして固定観念は崩れるのか!?
スポーティ感はやはりズバ抜ける
まず最初に感じたのは、これまでの2カラー(ホワイト・ブラック)では感じられなかった、室内の圧倒的な視覚でのスポーティ感です。
ホワイト・ブラックのシンプルモノトーンな内装とは全く異なり、明るめの色がテンションを上げてくれるような気がします。
僕はスピード狂ではありませんが、ついつい車を飛ばしたくなりました。ドライブが趣味の方にとっては気分を上げる最高の色味ですね。
また、インテリアをこちらのアンバーにした場合、ステアリング周りやコックピット周辺はブラック調になるので、そのアクティブな色味と落ち着いた色のコントラストがイカす!
助手席・後部座席も全面キャラメル
小さなお子さんがここに乗ったらどうなるのでしょう?楽しくなって暴れだすかもしれません。そこは要注意です。
と思ったのも束の間、実際正面運転席・助手席の裏側はブラックです。前を向いている限り落ち着いた色味のインテリアを目にするので、アンバーの明るい色に影響を受けるとは言い切れないと思います。
いや、横向いたら終わりや。
恒例デートに誘われた女の子目線
出ました。It’s Lagom 恒例、妄想のお時間です。こちらがデートに誘った女の子がドアを開けた瞬間に目に入る光景です。
正直、女の子にウケるカラーかどうかは微妙だと思います。車を所有するメンズとは違い、落ち着いた車内空間を求めたい女性にとっては、ちょっとシートカラーが明る過ぎかな?と僕は感じました。
目がチカチカするかもしれません。
晴れの日と曇りの日で色味が変わる?
1点、面白いなと感じたのが、晴れた日と曇った日で、シートの色味が変化するということです。
当然外部から入ってくる光の量が異なりますので、それはホワイト・ブラックインテリアにも起こったことですが、色がそもそも明るい分ギャップはこのアンバーが1番でした。
「うわ、全然違うやん」と声を漏らすほど、曇りの日のシートの色の落ち着きに驚きました。
このページの写真は意図的に色味を加えるなど、レタッチはしておりませんので、僕が感じたギャップをそのまま感じていただけるかと思います。
数日間実際にキャラメル(アンバー)を体感した僕の答えは、エクステリアがブラックの場合のインテリアアンバーとのコンビネーションはやはり格好良いです!
一方、実際欲しいか?と言われれば僕の趣味ではないので、僕は買いません。車にはゾクゾクするようなスポーティ感よりも、何も考えずにぼ〜っとしていられるような落ち着き感を求めるためです。
ネットでシートカラーのレビューを見ていると、同じ意見の方も多かったです。「カミさんから NG が出た」というのも多かったです。
やはり助手席に座るパートナーの意見は重要ですね!