みなさんVR (バーチャルリアリティ) はお好きですか?僕はあの機械を装着してる人達を見るたび、全員変態に見えて仕方ないのですが大注目のテクノロジーですよね!
ちなみに正直僕は好きではないんです。以前ストックホルム駅で○ムスンが新しいVR機器を使ったゲームのプロモーションをしていました。好奇心から試してみたものの、ゲーム終了後本当に気分が悪くなってリバースしかけました。あれは慣れなのでしょうか?
スウェーデンでもポテンシャルを秘めた新技術としてVRの注目度は高く、それに伴い VR 関連のスタートアップ企業も年々増えています。本当に色々な用途で技術が応用されており、ビックリすることが多いです。
今現在VR特化型のコワーキングスペースやインキュベーターは存在しないのですが、代わりにVRイベントは存在します。そして最も有名な VR イベントが、VR Open House です。
VR Open House

ホストの顔

VR Open House は VRSverige.se、Symbio、Sightline Vision AB の3社のジョイント事業として運営されております。
VRSverige.se
北欧最大のオンラインメディアで没入型(夢中になれる)テクノロジーを焦点にし記事、ニュースレター、ポッドキャストなどの製作を行なっている組織です。
Symbio
グローバル規模で活動する IT デベロッパーで、スタートアップ企業・プロジェクト向けに VR/AR に特化したサービスを提供しています。
Sightline Vision AB
Sightline Vision AB は3D 技術や VR に特化したテック企業で、彼らが製作したソフトウェア Neo4 X は現在北欧だけでなく東南アジアの不動産デベロッパーなどに広く普及しています。
ゲストスピーカー
VR Open House は数人のゲストスピーカーを異なる企業から招待します。例えば VR Open House #6 では
Magnus Rudling: Sales Manager – Vobling
Patrik Forsberg: Founder – Stiller Studios
Pasi Helin: CCO – MediaMonks
Johan Hagegård: CEO – IMRSV. Studios
Sebastian Otarola: Creative Technology Director – DDB Nordic
Tomas Wall: CEO – Stiller Studios
といった顔ぶれでした。ちなみに彼らは多くのグローバル企業とプロジェクトを共同で遂行しているようで、例えば Audi やマクドナルドなどとの共同プロジェクトで直面した技術的な問題や顧客との摩擦についての話が興味深かったです。
ちなみにゲストスピーカーのうちの1人 Sebastian Otarola さんは、スウェーデンで大ヒットした子供向け玩具 Happy Goggles についてその誕生秘話や成功までのいきさつなどを語り、オーディエンの目を釘付けにしていました。
VR Open House のスケジュール

VR Open House のスケジュールは基本的に毎回固定で、
17.30 Doors open – Mingle & Food
(the floor with VR stations/demos are open during the stage program ).
18.00 Introduction on stage – VRSverige.se
18.20 Speakers on stage
19.10 VRSverige announcements
19.20 PAUSE
19.30 Panel discussion
20.00 Summary, VRSverige.se
20.10 2 hours for
22.00 Doors close
となっています。
もしストックホルムでスウェーデン VR のホットな事情を知りたければ、VR Open House に参加してみるのが1番だと思います!教育、娯楽、医療サービスなど様々な分野で技術が応用されている様を目にすることが出来ます。
言い忘れていましたが、毎回 Open House はゲストに軽食(数種類のサンドウィッチ)と地元スタートアップのジュース(炭酸飲料)を無料で振舞ってくれます。興味がある人は是非次回イベントをチェックしてみてください!