僕はほぼ全ての友人がすでに結婚してしまっているため、休日は1人で過ごすことが多いです。行き先を決めずにドライブしたり、森をさまよってみたり、「車の中で聞く雨音がええわ〜」と独り言をつぶやく、孤独なミドル(中年)です。

そんな1人行動の中でも特に好きなのがアウトドアクッキング。キャンプサイトのフリーテーブルを見つけては簡易装置をセットして、1人煮物や1人ちゃんこを作ったりして周りからはキョロキョロです。

寂しくなんかありません。

ちなみに外で簡易的に料理するための装置で最もおすすめなのがシングルバーナー。小型でバックパックに入れてもかさばらずとにかく軽い!

なかでも登山者や車中泊愛好家達から絶大な指示を集めているのが Iwatani Primus(いわたに プリムス) のバーナー。折りたたみ可能で本当に便利なんです。

ちなみに Iwatani Primus は岩谷産業が合併したスウェーデン燃焼器具専門メーカー Primus との合併名称ですが、1892年の創業以来シングルバーナーの雄として君臨してきた伝統的なメーカーです。

しかしそんな最強スウェーデンシングルバーナーにもついに強力なライバルが現れました。それが近年「お湯沸かし界」の超新星として株をあげていた JETBOIL(ジェットボイル)社の MIGHTYMO(マイティーモ)です。

今回僕は登山愛好家の友人からの勧めで MIGHTYMO を購入し、実際に噂通り「爆速」で料理が可能なのか試してみました。もし購入を検討されている方がいましたら是非参考にしてみて下さい。

JETBOIL MIGHTYMO

JETBOIL は米国発祥のアウトドア向け燃焼器具メーカーで、これまで「湯沸かし」 or 「1人小型カップ料理」に特化したバーナー装置と専用カップを販売してきました。

特化型とだけあって、湯沸かしに関しては他を寄せ付けない速さを証明しています。アウトドアショップ mont-bell などではプリムスのライバル器具として商品棚で広範囲にディスプレイされています。

しかし、ユーザーが増えてくるとともに言われるようになったのが「湯沸かし専用」、という JETBOIL からすれば不本意なキャッチフレーズです。

そこで2017年に登場したのが「JETBOIL は料理にも最適」であることを証明するために生まれた JETBOIL 初のシングルバーナー MIGHTYMO(写真上) です。

開封式

MIGHTYMO を友人におすすめされ、早速 mont-bell へ。JETBOIL コーナーで MIGHTYMO を探しましたが見つかりません。店員さんに聞くと売り切れのようで他店からの取り寄せになるようです。

「じゃあ別店舗に行ってみます。」と言った先でまた売り切れでした。よく売れているようです。仕方なく取り寄せをしまして、2日後に無事手に入れました。

マイティーモを開封すると以下のものが入っています。

  • バーナー本体
  • スタビライザー
  • 収納袋
  • 取説
  • ステッカー

プリムス同様ジェットボイルのマイティーモーも本当に小さい!しかしネットでよく聞くのが 「Primus よりも安定性があって強い加熱で調理出来る」ことです。

 どういうことでしょう?



フラックスリング付き専用クッカ―(別売)

MIGHTYMO がアウトドアクッキング史上最強の加熱力を誇る理由はバーナー自体の出力と専用のクッカーにあります。

  • バーナー出力がシリーズ最大出力2519kcal/h
  • 専用クッカー底面に付いているフラックスリングが熱伝導率をさらにアップ

全然関係ありませんが専用クッカーオープンした瞬間樹脂の蓋に大きな傷付いていることに気づきテンションが下がります。あと取っ手のメッキも剥がれていました。

もう返品が面倒臭いため荒々しくワイルドな使い方をすることに決めます。

この Cooking Pot は1〜2人くらい用の煮込み料理が出来る仕様のようです。

サイズ感はデカ過ぎず小さ過ぎずでバックパックにも問題なく収まり、気になっていたポータブル性は全く問題ありません。

あとやっぱり軽いです。それでは早速 MIGHTYMO と専用クッキングポットに初めての共同作業をさせてみたいと思います。

点火

この不気味な場所に不気味な敷物とキャンドル … 、呪いの儀式でも実行しようとしているのかと自分で思ってしまいました。漫画「今日から俺は」の根本君を思い出します。

ちなみにこの敷物は工事現場で溶接工が使う防炎シートですが、特に必要ありません(儀式感を出したかっただけです)。

    点火の工程は、

    1. スタビライザーをセット。
    2. ガスカートリッジを取り付け。
    3. ガスカートリッジのキャップを外し、バーナー器具を取り付け(右回し)。
    4. 着火スイッチを押し、火花が出るか確認。
    5. ガス調整つまみを左にまわし、ガスが「シュー」っと出ていることを確認。
    6. 着火スイッチを押す。

    すると ….

    炎が出ました!美しい。

    JETBOIL に限ったことではありませんが、シングルバーナーから出る炎にはいつも見とれてしまいます。この後炎を眺め続け無駄にガスを消費してしまいます。

    ちなみにカートリッジをバーナーに取り付ける際途中で「シュー」とガス漏れがありますが、これは特に問題ないようです。深く締まっていくと漏れがなくなります。


    専用クッカーの熱伝導は予想以上!

    炎に気持ちを奪われること1分、ふと我に返り一旦火を消します。そして専用のクッキングポットをバーナーに取り付け、試しに水700mℓ をポットに入れて火を着けます。

    なるほど、熱伝動効率が高い理由はバーナー器具側のゴトクがポットのフラックスリングにしっかりと接するように接続出来るからのようです。

    この取付使用のおかげでポットがバーナー上でぽこぽこ動かずかなり安定性があります。プリウスなどの既存のバーナーは調理器具を上に乗せているだけなので、風が吹いたりするとけっこう不安定ですのでこれはいい!

    「えっ」火を着けて20秒もしないうちから湯気が出始めています。「うそだろおい」と感動していると35秒くらいからボコボコ沸騰し始めました。

    驚きです。この沸騰スピードは想像以上でした。この手の器具は数値や結果を盛る傾向があるので半分期待してはいなかったのですが、良い意味で裏切られました。

    これでさらに1人クッキング欲が増し、さらに両親を心配させそうです。

    専用ポットにはバーナー、ガスカートリッジ、スタビライザーを入れてもまだ余裕がありました。ネット上のレビューと違い大きい方のカートリッジも収納可能でした。

    春が待ち遠しいです。

    – JETBOIL MIGHTYMO スペック

    • ¥7,000(税抜き)
    • 約 95g
    • 収納時:直径51mm×高さ76mm
    • 使用時:直径109mm×高さ95mm
    • 沸点到達時間:3分(1.0ℓ) *専用クッキングポット使用