コワーキングスペース、イベント、インキュベーター…

Sthlm Startup Ecosystem

なぜスウェーデンでは起業が盛んなのか?

北欧のスタートアップハブと進化を遂げたストックホルム。一体何がそのエンジン役となったのか …

スウェーデンのスタートアップ環境を整えたキープレイヤー達

スウェーデンのスタートアップエコシステムに実際に携わった者として言えることは、この国では産官学をあげて本気でスタートアップをバックアップする覚悟があるということです。

VINNOVA

スウェーデンの技術革新を牽引してきたイノベーションシステム庁。年間300億円近くを技術革新に投資する政府官庁とは!?

STING

エリクソン(企業)、KTH(大学)、ストックホルム市(公的機関)が手を結んで発足したインキュベーター。

SUP46

北欧のリーディングスタートアップハブと呼ばれる SUP46。ストックホルムベースのテックスタートアップを知り尽くした組織。

起業家を支えるコワーキングスペース

スウェーデン・ストックホルムには数多くの、サイズ、コンセプト、嗜好の異なるコワーキングスペースが存在します。それぞれ特徴があるので、ご訪問の前に特色を確認しておきましょう。

WeWork

まさかの IPO 中止直前にオープン。市内一ゴージャスな作りのコワーキングスペースその中身は!?

Stockholm Fintech Hub

この国のフィンテック市場の未来を、起業家、金融機関、政府規制官が話す場として創設されたホテルみたいなオシャレスペース。

Epicenter

ストックホルムで最も有名な巨大コワーキングスペース。あらゆる最新テクノロジーが集まる場所。体内チップでセキュリティゲートを解除!?

Impact Hub Stockholm

世界中にネットワークを構築する社会起業家達のためのコワーキングスペース。ここストックホルムでも、イベントやワークショップ開催など、精力的に活動しています。

スタートアップイベント

ストックホルムでネットワークを手っ取り早く広げる方法が、現地で開催されるスタートアップイベントへの参加です。スウェーデン国内からだけでなく、北欧隣国やエストニア、ラトビアなどのバルチック半島からも、起業家や投資家がやってきます。

Venture Cup

北欧最大のスタートアップコンペには、アイディアを持つ人全てが志願可能です。Sweden Dream を夢見る起業家達と争ってみませんか?

Startup Weekend

54時間という制限時間内に、ゼロベースから問題解決のプロトタイプを制作するできるか!?国内最大のスタートアップイベント。

Sweden Demo Day

スウェーデン最大のデジタル “アン” カンファレンスには、300以上の北欧スタートアップが集合し、身動きがとれないほど人でごった返す。お目当が見つかるか!?

UPPSTART

首都から電車で1時間の古都・ウプサラ。近年スタートアップブームに湧くこの街で、お城の中で開かれるテックイベントがあります。

大企業が仕掛けるインキュベータープログラム

Ericsson Garage

スウェーデンを代表するハイテク企業 Ericsson。その伝統的大企業が、社内発テックスタートアップ創出を目指し設立した秘密の隠れ家。

スタートアップニュース

北欧のスタートアップハブと変化を遂げたスウェーデン・ストックホルムですが、その特徴を表すニュースをご紹介します。アメリカとの違い、子供も起業、あの世界的医学機関の起業環境は …?

Silicon Valley との違い

北欧最大のスタートアップ都市ストックホルムは本当に起業家として夢を見られる場所なのか?比較してみると、多くの人がその違いを口に … 。

Skype Stockholm 

スウェーデンを代表するテック企業スカイプが、ストックホルムのオフィス閉鎖を決めました。その時、従業員に起こったこととは!?

Company Program

スウェーデンでは子供が起業する。この都市伝説のような話が実は本当で、それが教育のプログラムとして、学校で提供されているというから驚きです。

Karolinska Institute

世界トップクラスの医学機関であるカロリンスカ研究所(大学)。この大学でも近年、バイオ系起業家創出の動きが活発化しています。

なぜスウェーデンでは起業が盛んなのか?

スウェーデンに滞在中、大学院の活動や、所属していた Startup Incubator のイベントを通し、たくさんの起業家と話す機会がありました。 僕が行く前からすでにスウェーデンに魅了されていた理由3でも触れ、実際彼らと話して感じたことは、本質的にスウェーデンという国が、全ての人に起業し易い環境を提供しているということでした。...

SUP46 - 北欧のリーディングスタートアップハブ –

SUP46  (Startup people of Sweden)  はストックホルムを拠点とし、現地の新興企業をサポートする北欧最大級のスタートアップハブです。 まだスウェーデン国内でもスタートアップをサポートする機関が少なかった2013年、スタートアップコミュニティーの創造を目的として Jessica Stark、...

Impact Hub -ソーシャルスタートアップハブ-

Impact Hub は80都市にブランチを構える世界最大の社会起業家のコミュニティーです。 元々、イギリスのロンドンで生まれたImpact Hubは、小さなコミュニティーからビジネスインキュベーター、イノベーションラボと変化を遂げ、現在15,000 人の社会変革を目指す人々が所属し世界中で自らのプロジェクトに取り組んでいます。...

STING -スウェーデン最大のスタートアップインキュベーター-

"僕が行く前からすでにスウェーデンに魅了されていた理由4" で、「スウェーデンでは、政府が企業活動を税制面等からサポートしている」ことについてお話ししました。 一方、スタートアップ企業に対してのサポートも同様に、政府関係者による様々な努力が実を結び、現在の盛り上がりへと発展しました。...

Ericsson Garage -Kista最大のテクノロジーインキュベーター

ここ数年、日本では多くの大企業が新たな技術の種やビジネスの発掘に向けスタートアップ企業に投資してきました。 またその延長として CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を自社で構える会社も増えてきており、大企業とベンチャー企業のコラボが新たなビジネスモデルの創出に不可欠だと提唱する経済学者さえもいます。 スウェーデンでも CVC...

Stockholm Music City -音楽 × テクノロジー × スタートアップ-

皆さん、スウェーデンの音楽って聞いたことありますか? 「あー、ダンシングクイーンな!」ってABBAを思い浮かべましたか?思い浮かんだあなたは黄金の70年〜80年代を謳歌した方ですね(ニヤリ)...

EPICENTER -ストックホルム最大のコワーキングスペース-

デカい!とにかくデカい!こんなにデカい意味はあるのか?ってくらいデカい! 今日ご紹介するストックホルムのコワーキングスペースはスウェーデン最大規模であり、恐らくストックホルムで最も有名なスペースだと思います。...

VR Open House -スウェーデンのVRスタートアップが集結-

みなさんVR (バーチャルリアリティ) はお好きですか?僕はあの機械を装着してる人達を見るたび、全員変態に見えて仕方ないのですが大注目のテクノロジーですよね!...

United Spaces -ストックホルム1のオシャレコワーキングスペース-

これまで別サイトでもスウェーデンのコワーキングスペース情報を取り上げていたのですが、最も多い質問の1つが「どのコワーキングスペースで活動するのが一番いい?」でした。この質問は本当に答えるのが難しいです。...

The Hub -北欧スタートアップ特化型就職ポータルサイト-

みなさん、スタートアップ企業で働きたいと思ったことはありますか?僕はスウェーデンにいた頃、自分のキャリアがこの国ではいったいどんな風に評価されるのだろう?といつも疑問に思っていました。 とりわけ SUP46 に所属していた頃は、テックバックグランドのない(コードを書けない)自分は IT...

Knackeriet -ガムラスタンの家族のようなコワーキングスペース-

みなさん、ガムラスタンという言葉知っていますか?言葉というよりも場所の名前なんですが、スウェーデンの首都ストックホルムの旧市街地を指し、最も人気の高い観光地の1つでもあります。 ガムラスタンの街並みは俗にいう The Sweden...

HUS24 -ガムラスタンにあるもう完全に家なコワーキングスペース-

えーっと、大きめのキッチンがあって、バスルームやトイレもいくつかあります。あと、サウナがあってソファとベッドもあって、あっ、24時間いつでも出入り自由です .... airbnb の物件の説明をしているんではないんですよ。...

Cafe & Co -コフィス (Coffice) でゆる〜くベンチャーしよう-

あなたがもし起業したい意志はあるけども、まだ何をしたいのかはっきりと決まっていない場合、意識の高いアントレプレナー達が所属するコワーキングスペースに行くのはちょっと敷居が高い感じがしませんか?...

【Openlab】ストックホルム中の学生、研究者、教育者がコラボするアジト

自分自身が留学先を決めるうえで外せなかったポイントが、「滞在先は可能な限り大都市に」という点でした。何かの標語みたいですが、自分自身の経験をもとに言うと学校選びより重要なんじゃないの?と思えるほど重要です。 以前僕はイギリス第四の都市と呼ばれる"田舎"...

【EIT】巨大研究開発機関が組織する至れり尽くせりスタートアップイベント

先日ストックホルム KTH にあるコワーキングスペース Openlab を紹介した際、僕がヨーロッパ各国で開催される大きなスタートアップイベントに Design Thinking コーチとして参加する機会があったことに触れました。 本日はそのイベントの模様をお伝えしたいと思います。...

【The Park】ニューヨークとベルリンを足して2で割った感じのコワーキングスペース!?

スタートアップシーンが湧き上がれば湧き上がるほどそれに伴いコワーキングスペースの需要は高まるというニーズがあります。 これは単純にスタートアップ企業が家賃にかかるコストを抑制したいというだけではなく、他の起業家との繋がりを増やしたり、彼らと隣り合わせて働き刺激を得たいというニーズがあるためです。...

【SLOTTET】ここはガムラスタンの美術館ですよね?いえいえ、コワーキングスペースです!

これまでスウェーデンの旧市街地・ガムラスタンに拠点を置くコワーキングスペース(コリビングスペース含む)を2つ紹介してきました。 お話ししてきたとおり、ガムラスタンベースのコワーキングスペースとその他の場所に拠点を置くシェアオフィスの1番の違いはその雰囲気です。...

【THINGS】エンジニアスタートアップのためのコワーキングスペース

これまでご紹介したストックホルムのコワーキングスペース、インキュベータ、アクセラレータの多くはテック分野に特化したスタートアップサポーターでした。 あれ? じゃあストックホルム(スウェーデン)のスタートアップってほぼみんな IT 系なの?...

【Stockholm Fintech Hub】もし毎日フィンテックスタートアップと規制官、銀行マンがフィカ出来たら何が起こるんだ!?

ここ近年、世界のスタートアップ市場ではフィンテック(ファイナンス+テクノロジー)が新たなトレンドとして話題をさらっています。 スウェーデン政府も産業界、学術研究界と連携しフィンテックマーケットの拡大に躍起になっており、Statista.com によれば、...

【Stockholm Startup Weekend】制限時間は54時間のスウェーデン巨大スタートアップイベント

以前至れり尽せりスタートアップイベント EIT Health Innovation Day をご紹介した際、Design Thinking について触れました。 Design Thinking の1番の特徴が限られた時間内にタスクをこなし、それが未完成な状態であっても次のプロセスに進む時間との戦いでした。 ストックホルムでは...

【Venture Cup】北欧最大のスタートアップコンペで大金ゲットだ!

先日世界最大級のスタートアップイベント Startup Weekend に関してスウェーデンでの様子をお伝えしました。 LINK【Stockholm Startup Weekend】制限時間は54時間のスウェーデン巨大スタートアップイベント それでは、スウェーデンまたは北欧諸国独自で開催する巨大スタートアップイベントはないのか?...

【BASE10】北欧最古の大学ウプサラ近スタートアップコワーキングスペース

産官学共同でストックホルムのスタートアップエコシステムが強固にされていく中、首都とその他周辺都市の差が大きく開いていくようになりました。そんな状況を危惧する声もあがり、各都市でストックホルムと同じくコワーキングスペースやインキュベーターの設立が急がれるようになりました。...

【UPPSTART】16世紀建造のお城でスタートアップイベントはいかが?

首都ストックホルムから電車で1時間にあるスウェーデン第4の都市、ウプサラ。 北欧最古の大学ウプサラ大学を中心に独自の産業クラスターを形成し、主にバイオ関連に強みを持つことで知られています。 ウプサラ大学が多くの留学生を受け入れる中、この街のダイバーシティ、IT 人材の豊富さ、地理的優位性にポテンシャルを感じていたイギリス人起業家...

【DRIVHUSET】Daniel Wellington のCEOも注目!?のスタートアップインキュベーター

近年ストックホルムのスタートアップブームが周辺都市へも広がりつつあることを触れてきました。 例えば電車で1時間のウプサラ市では、同市最大規模のスタートアップイベントや、テックビジネスに特化したスタートアップコワーキングスペースが昨年オープンしました。 LINK【UPPSTART】16世紀建造のお城でスタートアップイベントはいかが?...

【VINNOVA】スウェーデンイノベーションシステム庁とは!?

スウェーデンのスタートアップエコシステムは、インキュベーターやアクセラレーター、投資家、イベント・コワーキンスペースの起業家など、多くの異なる立場の人々によって形成されてきたことをこれまでお伝えしてきました。 一方、国が担ってきた役割が大きいことも忘れてはいけません。 以前のポストで触れた点をもう1度おさらいしますと、...

【Startup Live!】実はベンチャーの聖地マルモ最大のスタートアップイベント

イノベーションやテクノロジー、スタートアップという観点でスウェーデンの4大都市(ストックホルム、ヨーテボリ、マルモ、ウプサラ)を見た時、 ・ストックホルム:IT ・ヨーテボリ:エンジニアリング ・マルモ: ・ウプサラ:バイオ のように大きくジャンル分けが出来るようなイメージがあります。 ん?マルモが抜けてるぞ?...

【Malmo Startups】スウェーデン南部最大のスタートアップコミュニティ

前回の記事で、スウェーデン南部最大のスタートアップイベント Startup Live! についてシェアさせていただきました。 ストックホルムからちょうど真逆に位置する南部でも、第3の都市マルモを中心にスタートアップエコシステムが形成されつつあります。 なかでも現地で最も有名なスタートアップコミュニティが Malmo Startups 。...

【Founder Institute Stockholm】プレシードスタートアップ応援隊

The Founder Institute はプレシードステージにあるスタートアップ企業を世界規模でサポートするアクセラレーターです。 2009年に活動を開始して以来、3,300社以上をサポート、全資金調達額(サポート企業が調達した額)としては7億ドルを超えるマンモスアクセラレーターとして知られています。...

【スウェーデン成長政策庁プレゼンツ】アクセラレータープログラム Startup Sweden

今日ご紹介するスタートアップ情報は、実際にスウェーデンの政府機関によるスタートアップエコシステム形成の仕掛けと言えるプログラムについてです。 僕自身の経験も含めですが、ストックホルムで開催されるスタートアップイベントやプログラムは必ずこの機関がサポートし、スタートアップ企業を援護射撃しています。...

【Sweden Demo Day】スウェーデン最大のデジタル “アン”カンファレンス

こんにちは。 これまでスウェーデンのスタートアップエコシステムに関わる28のイベント、サポーター(インキュベーター、アクセラレーター、コワーキングスペース)、サービスについてお伝えしてきました。...