海外旅行すると、実は意外とかかるのがお昼代。しかもその旅行先が北欧ともなれば、普通に毎回ディナー分ぐらいかかってきたりもします。

スウェーデンでもやはりそれは避けることが難しく、ちょろっと食べただけで¥2,000前後取られることもしばしば。かといって海外版食べログ tripadvisor でいい店を見つけようとしても、なかなか難しいものです。

というわけで、今日はストックホルムの若者から、絶大な人気を誇るランチスポットをご紹介したいと思います。ちなみに tacos(タコス)レストランです。

以前別記事でもお話しましたが、スウェーデン人も tacos が大好き。

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タコスと聞くと「アメリカ人の大好きなジャンクフードじゃん」と思われるかもしれませんが、意外と野菜とお肉がたっぷりで、僕はバランスが取れた栄養食だと思っています。

その地元民からの大人気店 La Neta

  • 値段

の面から、スウェーデン国内最高の tacos レストランと呼ばれています。



La Neta

La Neta、正式には La Neta City というそうです。こちらはストックホルム中央駅から徒歩で10分ちょい、ぎりぎりダウンタウンエリアに位置しています。

何の変哲もない雑居ビルの1階に位置しますが、正午その場所へ行くと一目でお店の場所が分かります。なんせ、人、人、人。

11時オープンで、11時30分について早くもこれです。初めて友人と訪れた時12時30分に到着しましたが、オーダー出来るまでに40分かかり、最後の10分は会話がなく気まずかったのを覚えています。

中までぎっしりです。ざっと目の前に20人近くいます。この時11時45分、中からお肉を焼く匂いが ….。「待てば待つほど美味しく感じるんだ!」と、遠のく意識を呼び戻します。腹減った。

そしてやっとレジまで進むことができました。

注文

La Neta は先にお会計を済ませるシステムで、会計後注文後振動ブザーが渡され、料理が出来上がると自分でキッチンまで取りに行きます。

この右のお姉さんにオーダーをし、その場で支払いをします。そして、ここで注意!そう、スウェーデン、キャッシュレスの国です。支払いはクレジットカードかデビットカードのみになります!(でた!)

こちらが La Neta のメインメニュー(tacos)になりますが、一番お得なのがランチメニュー。99SEK で2種類の巨大タコスと、野菜入れ放題、ライス入れ放題、飲み物1本が付いてきます。

ブザーを渡されしばし店内を散策。

店内はキッチンスペースのある部屋の他に、大きな箱部屋が2つ。1人で食事が取れるカウンターから、長いテーブルなど席数はそこそこ。

しかし、人気店。だいたい満席ですので、テイクアウトも考えてみて下さい。



受け取り

しばらくするとブザーがなり、そのバイブレーションの強さにマジびびりします。受け取りするキッチンへ行くと、屈強なおっさんが待ち構えていますが、実は僕より年下だそうです。

商品を受け取ると、棚に置かれているソースや刻まれた野菜のもとへ。これらはビュッフェ形式で各々で入れるかたちになります。さらにお昼のランチタイムは、反対側の棚にコーンの入ったフライドライスが用意されており、入れ放題です。

ちなみにこの緑の野菜はパクチーです。

僕はこの時テイクアウトしました。テイクアウト用のコンテイナーに入れてくれ、手提げ袋もくれました。近くの公園へ。

いざ、オープン。正直見せるのも恥ずかしいくらい、ライスと野菜を詰め込みました。

「このアジア人頭おかしいぜ」という顔を周りの客にされました。ちなみにこの量を詰めると確実に食べきれませんので、食べ残しはホテルや住処へ持って帰ること前提で入れましょう。

腹パンパンです。

タコス好きのアメリカ人もおすすめのメニューは …

ところで、La Neta の売れ筋は実はランチではありません(もちろんランチメニューもポピュラーですが、1番ではない)。

うわぁ〜〜、グァカモレ頼んでる人がいっぱいいる。でも一番人気はそれじゃないんです。正解は …

これです。この5種類の違うお肉が入った一口タコススペシャルです。ストックホルム在住でカリフォルニア出身のマイケル君曰く、

「この一口タコスのサイズ感、味は紛れもなく本場そのもの!」!

だそうです。実際僕もこの5個セットを頼むことが多かったです。お肉に絡まったソースがジューシーで、そこへ野菜をダイブ!

貧乏性の僕は溢れんばかりに元を取ろうとします。この上からライムを絞り、ジューシーさの中にシャキシャキ野菜とライムの爽やかさが交わり、美味い!

ちなみに一番左のタコスにかけたてんこ盛りの赤いソース、激辛ソースで僕は死にかけました。炭酸2本飲んでも足りないほどです。

しかし味は申し分ございませんので、ストックホルムに行った際は、La Neta に是非足をお運び下さい。

La Neta は店外にも席があるのですが、100%の確率で鳥がやってくるのでお気をつけ下さい。あいつらもタコスに目がないようです。