前回、Volvo 新型 V60 のインテリア、ブロンド(ホワイト)についてレビューしました。

冬場のスウェーデンの雪景色を車内空間に感じることが出来る(?)、とても素晴らしいつくりとなっています。正直、このレビューを書いて以来、ブロンドが気になって気になってしようがありません。

LINK【Volvo New V60】インテリアの色は何がいい?-ブロンド(ホワイト)編-

そんな浮気心をぐっと抑え、本日はブラック(本革レザー)インテリアの様子をお伝えしたいと思います。

当然、ボルボの公式ホームページに、インテリアの写真は惜しげも無く載っていますが、実用性を軸にユーザー目線のレビューを行ないたいと思います。

大人の男、クールな女性を演じるなら、内装はブラックレザーで間違いありません!



プラネタリウム化する空間

まずこれが Volvo New V60 内装ブラックのコックピット(運転席)です。

まさに、オールブラック。ブロンドインテリアでは、所々使われているブラックと少し霞んだホワイトの対照が美しかったですが、こちらは全てブラックなので統一感があります(当たり前)。

日中この車内を見ると、インテリアに統一感があって落ち着くのですが、その落ち着き感が MAX に達するのはやはり夜間。オールブラックなので、電飾された表示が夜景のように光ります。

この空間に身を置くと「宇宙」に浮いているかのようにさえ感じます。どことなく子供の頃に行ったプラネタリウムを思い出させる雰囲気を持っていて、僕は意味なく夜間車中で時間を過ごすこともしばしばです。

「こんな空間で彼女にプロポーズしたらロマンチックだろうな〜」と独身中年男の妄想は止まりません。そして涙も止まりません。

デートに誘った女の子が乗るシート

今回は前回のレビューの反省から、真横から写真を撮ってみました。

ブロンドインテリアのレビュー時には、

「白という色が奥行き感を生み出すためか、内装ブラックよりも圧迫感がなく、気持ち広々としているような気がします。」

と言いましたが、実際座ってみるとブラックも全然広々としていて、気持ちの問題だなと考えが変わりました。そして納車8ヶ月目にして初めて助手席に座りました。

イメージしてみて下さい。まだよく知らない男性との車での初デート。迎えに来たその扉を開けると、統一感のあるシックなデザインのインテリア。広々とした空間に、本革レザーが緊張した彼女をリラックスさせます。

妄想が止まりません … 。涙



ギアチェンジ周りがすごく便利

僕がボルボ新型 V60 のインテリアで一番重宝していると感じるのが、このギアチェンジ周りのモノを色々と収納出来るインテリアです。

まず、一番前方のモニター前に小さな備品を収納する箇所があり、こちらにフリスクやガムなどおじさん必須アイテムをしまっておきます。

こちらには半自動のカバーが付いており、左側にある取手のようなシルバーの部分を押すと全面カバーがほどこされます。

その後ろにあるのがドリンクホルダー。ホルダーは全部で3つあり、前方2人分には十分な数。

また、こちらにも全面を覆い隠してくれるカバーが備え付けされています。

そしてこのカバーが使い勝手が良い!

埃の侵入を防ぐだけでなく、サングラスやメガネの置き場となります。しかしなぜか分かりませんが、このカバー材質がブラックとブロンドで異なります。

前回お話しましたが、ブロンドインテリアではこのカバーの表面がツルツルで、摩擦が発生しません。物を置いているとゆるめのブレーキをかけてでさえ、置いている物が前方へロケットダイブします。

ブラックインテリア仕様では、もともと滑りにくい材質の上に、一定の感覚で溝も設けられているためその心配はありません。ドライブ時にはオープン、駐車時にはクローズ出来る優れものです。

後部座席の高級感

僕はいつも両親や祖母を送り迎えする際、後部座席に乗ってもらっていますが、彼ら曰くブラックレザーはブロンドよりも高級感があり落ち着くようです。

デザインとは関係ありませんが、本革のふかふか具合も足腰に馴染むようでした。

僕も個人的にはブロンドの明るめの色よりも、ブラックの方が好きだと後部座席に座ってみて感じました。後部座席はほとんどのスペースを座席シートが占めますので、足元スペースや運転・助手席背面との統一感がしっくりきます。

唯一の弱点は、黒ゆえに汚れが目立ちやすいことでしょうか。小さな埃が目立ちやすかったり、運転・助手席背面側に足が当たると即目立つ汚れとなります。



子供達から見たパパの姿とコックピット

ブロンドインテリアのコックピットを後部座席から見た様子もイケてましたが、こちらもなかなかです。黒を基調とした車内に、所々使われているシルバー(色)のインテリアがアクセントをつけています。

このインテリアブラックが美しく見える大きな理由の1つに、この対照(黒&銀)があるとコーディネートセンスゼロのおっさんは思うわけです。

意見変わりまくりですが、こうしてあらためて見るとやっぱり黒ですね。ブロンドではありませんわ。ちなみに先日、通っているジムで内装がキャラメル色の V90(ブラック)を見つけました。

ポルシェのカイエンみたいでものすごく格好良かったです。V60 版で乗ってみたいものです。

*Volvo New V60 の全情報をまとめたページを設けました。よろしければお立ち寄り下さい。↓↓↓

LINKVolvo New V60 の全て