現在、観光ガイドブックや一般的な観光サイトにはない、ストックホルムの穴場スポットの掲載を進めています。

ショッピング、グルメ、建築物など取り上げだすとキリがありませんが、本日はニューカテゴリー “ドライブ” です。

当然、車好き、ドライブ好きの方も現地へ行かれるはず。国際免許証をお持ちの方は、また違ったスウェーデンを楽しむことが出来ます。

むしろ、本当の Old Sweden を味わうためには、現地でのドライブなしには実現が困難でしょう。

 レンタルカー事情

ストックホルム市街地やその近郊には、かなりの数のレンタルカーショップがあります。

Booking.com グループのレンタルカー専門サイト “kayaku.com” の調べでは、現在ストックホルムには19のレンタルカーエージェントが、合計で110のショップを構えています。

プレイヤー達にとっては非常に厳しい戦いが予想されますが、その分消費者にとっては価格面で恩恵があるのも事実です。

現在、1日あたりの平均レンタル料金は$31で、それ以下の金額も選ぶ車種などによって、十分可能であるといえます。

$30前後であれば、複数名で利用した場合、一人あたま数百円/日 レベル。お得感が感じられるはずです。

ただ、スウェーデンでありながら意外にも Volvo のレンタルは安くなく、Skoda や Hyundai などがやはり低価格帯の代表候補となります。



 ナビ事情

で、車を借りられたはいいが、100%土地勘のない旅行者にとって一番大事なのが、やはりカーナビ。

「いや〜、外国の、しかもスウェーデン語のカーナビとか無理だわ」

と思うかもしれませんが、最近のは進化しています。英語に設定することは可能です。では日本語は?

これは残念ながら選ぶ車のカーナビのメーカーによります。

日本車であれば、「日本語プラスα 他言語」となりますが、ヨーロッパ地域であれば「母国語プラスα〜」になり、日本語のないカーナビに遭遇したこともあります。

そんなわけで僕がお勧めするのは、日本から車用携帯ホルダーを持参して Google Map を活用する方法です。

もういちいち説明は必要ないと思いますが、Google Map のクオリティは、カーナビの GPS を完全に凌駕しています。ナビとして使うには十分で、正直カーナビを付ける必要性さえ疑うほどの利便性の良さを感じます。

そしてその Google Map をカーナビ化させてくれるグッズが、この DesertWest のスマホホルダー。これまた¥2,000そこそこであるにもかかわらず、とんでもなく使い易く、コンパクトで持ち運びし易いです。

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僕は実際海外に行く際はいつも持参しています。そして、日本でも普段使いしているので相当おすすめです。

 交通事情

スウェーデンでは左ハンドル、右側走行が一般的です。僕の知る限りではそんなに運転マナーの悪い国ではありませんが、当然場所や人によるので運任せでしょう。

▪️ 注意点
もしこれからスウェーデンに旅行に行く人が、北米(アメリカ/カナダ)滞在経験ありなら一番多いミスが、

赤信号中の右折はOK

という北米ルールの持ち込みです。これはスウェーデンでは違法で信号無視扱いになります。僕も昔カナダに長期滞在した後、ヨーロッパ暮らしが始まったので、この点はちょっとトリッキーでした。

日本で言うと、赤信号でも左折ならOK みたいなルール(日本ではダメです)で、交差点を斜めに股がないため事故のリスクが少なく、交通渋滞を緩和する目的で作られた北米特有のルールです。

スウェーデンでもこの点「認めたら渋滞が減る。アイドリングが減って環境に良い。」など、法的に認めてはどうか?という議論がされているようですが、現在も交通違反扱いです。

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 ガソリンスタンド

車の手配、ナビの準備、交通ルールときたらもう1つ必要なのがガソリン補給。

レンタカーショップによってはそのまま返却 OK だったり、ガソリン満タンバック(こっちの方が多い印象)の契約が書かれていたりマチマチです。

ところで、スウェーデンのガソリンスタンドは、ほとんどが朝7時〜夜10時営業でかなり長めの営業時間です。

業態ですが、セルフスタイルが一般的で、日本のそれと同じように自分で必要な分だけ入れて、支払うというスタイルになります。

モニターはスウェーデン語か英語での誘導が主ですので、アニメーションで大体理解は出来るものの、やはり最低限の英語が理解出来なければややハードルが高いかもしれません。

一点、ここはキャッシュレス大国スウェーデンです。支払いで現金チョイスはありえませんので、必ずクレジットカードを持参しておきましょう。

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この燃料補給がネックでレンタカーに抵抗がある人は、事前にショップに交渉してガソリン満タンバックを免除してもらうか、最悪ガソリンスタンドで地元の人に助けを求めるかで対応も可能だと思います。

それでは次回より、市街地を離れてドライブを楽しみましょう。

 

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