体には悪いし、服に臭いはつくし、百害あって一利なしです。居酒屋でガンガン煙草を吸われて煙がこっちに来ようものなら、あからさまに鬱陶しがります。喫煙 OK の場所なのに。
そんな僕は8年前まで喫煙者でした。
吸ってた者がやめた途端に異常にタバコ嫌いになるあるあるですね。そんなタバコ嫌いな僕ですが、「最近は喫煙者は吸える場所がなくて大変だな〜」と、喫煙者が生きていきにくい社会にトホホ感も感じます。
実際、僕の友人も皆電子タバコに変えたようですが、本音は「タバコを止めれたらな〜」のようです。
ちなみにスウェーデンでも年々禁煙意識が高まり、ビルや一定のエリアでは喫煙出来ない喜ばしい流れがあるようです。そして彼らは「煙の出ない煙草 SNUS(スヌース)」を持って、そういった状況に対応しているようです。
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「スウェーデン人は歯茎でニコチン摂取を行なう」と言うと、若干変態めいたものがありますが、これは紛れもない事実なんです。
その実態やいかに!?
SNUS(スヌース)
スウェーデンや隣国の愛煙家は、タバコの吸えない場所や状況で、こちらの SNUS を口に含み、誰にもバレることなくニコチン摂取を行ないます。
周りの嫌煙家に迷惑をかけることのないスウェーデンらしいナイスな商品で、北欧諸国では愛用するスモーカーが多いのです。
ちなみに、スヌースのほとんどが現在もスウェーデンで生産されているようです。
嗅ぎ方
SNUS(スヌース)の使い方はめちゃくちゃ簡単です。
- 袋を手に取る
- 上段の歯茎(歯の上の部分)にくっ付け挟む
- ニコチンを感じろ
親友の Ali に実演をしてもらいました。彼はめちゃくちゃ優しい男なので何でもやってくれます。
そんなナイスガイ Ali は、普通の紙タバコもシーシャ/HOOKAH(水タバコ)も吸う大の愛煙家ですが、このように SNUS を普段持ち歩いて、吸えない場所で上手にニコチン摂取しているようです。
彼が言うように、僕の周りでスヌース愛用家で嫌煙家はいません。やはり、タバコを吸う人が吸えない状況で、ニコチンを補う目的で使うことが主のようです。
日本人に馴染む?
SNUS(スヌース)を使い終えると、ケースの裏側が開くような仕組みになっているので、そちらに使用済みスヌースを貯め、最終的にはケースごと廃棄します。
僕も一度ウプサラのクラスメートにバーで渡され使ってみましたが、SNUS を挟んでいる歯茎の部分がだんだんと熱くなってくる感じで、「ス〜」っとなりました。
訳のわからん説明で申し訳ないんですが、本当にそんな感じで不思議な感覚に陥りました。
僕はもう禁煙してからずいぶん経つので、ニコチン切れなどは感じないタイプです。
なので、
「SNUS から体がニコチンを摂取し、タバコを吸えない状況に一定の安らぎ感を与えられている」
のかどうかは全く分かりませんでした。ぶっちゃけそんなに美味しいものではないので、日本人に浸透するとは思えません。
ただ、本当に今までに味わったことのない不思議な感覚でした。おすすめはしませんが … 。
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