スウェーデンでは毎年6月初旬頃から、街へ出ると 11t ダンプの荷台に乗り込んだ若者が爆音をかけ暴れ狂いながら街を徘徊します。
不良?暴走族?
初めて見た時 … というか初めて遠くから音が聞こえて来た時、僕はスウェーデン版後者の方だと思いましたが、全く似て非なるものでした。
実はそれは未来輝かしい現地高校生の卒業祝いパレードだったのです。
スウェーデンの卒業シーズン
スウェーデンでは毎年6月が Master(修士課程の大学院)生の卒業シーズンとなるわけですが、これは学部生や高校生も同じことで、皆この時期に一斉に卒業を迎えることとなります。
前回の記事でもお話したように、ウプサラ大学では5月末に卒業論文を提出し終えると、6月の頭に Summer Closing Ceremony という非公式卒業イベントがあります。
LINK【感動のフィナーレ】ウプサラ大学 Summer Closing Ceremony とは!?
イベントではこれから巣立っていく Master プログラム受講生へ、学長からの贈る言葉やオーケストラ、ちょっとした立食パーティーなどが設けられ、「あ〜卒業したくね〜、帰りたくね〜」となるわけです。