スウェーデン留学は他の英語圏留学と比べてそれほどコストが高くないことが分かり、本格的に志願準備に取り掛かります。この時2014年の夏、ワールドカップブラジル大会前後で浴びるようにビールを飲んでいたのを思い出します(この年自分の人生最高体重をマークしました)。
何度も言いますが当時スウェーデン留学の情報量が少な過ぎて、どうやって志願するかの前にどんな学校があるのかさえ全く分かっていませんでした。
よし、とりあえず現地の大学のことをよく知ろう!すぐに世界大学ランキングのサイトへアクセスします。単純です、ちょっとでもランクの高い大学へ入ろうとする見栄っ張りな性格が見え隠れします。
実際に Times Higher Education や QS などのサイトでスウェーデンスクールがランク入りしてるかチェックすると、採点機関にもよりますが何校かトップ100入りしていたり、その後も高い順位をキープしている学校がいくつかありました。
これらの教育機関ランキングサイトはある程度の指標にはなりますので、是非チェックしてみて下さい。
【新刊】良いスウェーデン、悪いスウェーデン: ポスト真実の時代における国家ブランド戦争
スウェーデンの有名校
世界大学ランキング QS
そうして色々スウェーデンの大学の情報を集めているうちに割と志願を検討出来そうな学校は多いということに気がつきます。というのもスウェーデンの大学には世界的にも割と高評価を受けているところが多いようで、ざっと見る限り10校近く検討すべき学校が見つかったからです。一応現地人にも人気の大学を場所別に羅列すると
– Stockholm(首都)
・カロリンスカ研究所(医科大)
・ストックホルム大学
・王立工科大学
・ストックホルム商科大学
– Uppsala(首都から北へ電車で1時間)
・ウプサラ大学
– Gothenburg(スウェーデン第二の都市)
・ヨーテボリ大学
・チャルマース工科大学
– Malmo(スウェーデン第三の都市)
・マルモ大学
・ルンド大学
他にも有名どころはあるかと思いますが、僕が専攻予定だった科目(アントレ)やマネジメント系の専攻の方はこのへんをチェックしていて間違いないと思います。それ以外は本当に専攻によってその研究が進んでいる学校が異なりますのであしからず。
学校を決める
次回の具体的な出願方法を説明の際詳しく述べますが、スウェーデンはイギリスやアメリカと違って何校も好きなだけ出願することが出来ません。
毎年出願可能なのは4件(4プログラムまで)と決まっていて、「数打ちゃ当たるわけではない!」の前にそもそも数を打たせてもらえません。
ゆえに、「ある程度オファーをもらってからフィルターかけてどこか一つに決める」内定ハンター的なことが出来ないのです。
後々詳しく説明しますが、志望順位決めるのも非常に重要になってきます、はっきりいってめちゃドキドキです(出願プロセス自体はめちゃ簡単です)。
よって、出願希望を実際に提出するまでの学校を決めるリサーチが非常に重要になります(と言ってもそれにも限界がありますが)。
僕はスウェーデン人の友達やスウェーデンで勉強した知り合いが当時はいなかったので、ネットに頼る他なく今思えばメディア露出の多い学校に影響されて決定したなと感じております。
それでもYoutubeやFacebook等でプログラムの担当者が動画や写真等で活動状況をアップデートしているかどうかは大事なポイントではないかと思います。
そういった形で活発な生徒を引き寄せたいという意識の表れでもありますし、積極的に活動しているのであればそれをアピールしないわけないですから。
・活動の様子をプログラムのサイト、Facebook、YouTubeなどのメディアで頻繁に更新している
そして学校の選び方は2つに絞られると思います。
1. 自ら学校のホームページへ行き希望のプログラムが開講されているかどうかを調べる
2. University Admissions.Se(政府公認大学志願公式サイト)でプログラムを検索
次回、具体的にスウェーデンの大学院に志願する方法を説明したいと思います。