職人仕事に数年間身を置いていた者として、海外で生活していた頃、工事現場の様子をよく盗み見していました。
僕は特に、超重工業系の重要な生産ラインなどをメインターゲットとする事業に身を置いていたため、突貫工事を含めた定修工事(限られた時間内に仕事を完了しなければならない)などに体が慣れきってしまっていました。
そんな時間と戦う系ガテン野郎からすると、海外の工事現場は「えらいゆっくりだな」という印象をいつも持っていました。
それはストックホルムの地下鉄駅の改修などでも当てはまり、結局タイミングが合わず撮影出来なかった駅もちらほら。
今日ご紹介する Fridhemsplan Station もその1つです。
Fridhemsplan
Odenplan で飲んで、S:t Eriksplan の友人宅で二次会し、歩いて市庁舎まで散歩するというのが僕の大好きな休日の過ごし方だったのです(そして憂鬱な月曜日前の週末のエンディングでした)。
このあたりは雑貨店やカフェが多く、街歩きするのには打ってつけの場所ではないかと思います。観光地巡りに飽きた方は是非こちらへ。
Fridhemsplan Art
Kungsholmen 地区に位置するこの駅は、地下鉄 Blue Line と Green Line の通路としても利用されるので、数百メートルの通路を歩く人達でラッシュ時にはごった返します。
Green Line のプラットフォームは 1952年に、Blue Line は 1975年にオープンとその歴史はそこそこ古いです。
そして、地上の忙しい繁華街とは裏腹に、Green Line(地下 18m)、Blue Line(地下 31m)と、非常に深い位置に位置し、ひっそりとした雰囲気が地下鉄アートマニア心をくすぐります。
船と関係のある地区?
そう言えば … この地区の先には地元の人々が停めているボートがたくさんあったり、停泊しているヨットが多数見られる場所があります。
恐らく何か関係性があるのでしょう。
駅のプラットフォームは工事の関係で、とても見せられたもんじゃない写真ばかりとなりました。また後日アップするとして、こちらの駅に関してはこの辺で。
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