「アメリカ人て何であんなにピックアップトラックとか大きい車が好きなの?」と友人から聞かれることがよくあります。アメリカ人のみならず、カナダ人含め彼らの体の大きさが車種のチョイスに関係していることはよく知られています。

さらに北米に長期滞在していた者として言えることは、あっちの車の維持費は日本のそれと比べれば無いに等しいのです。日本のように自動車の重量が税金に関係してくるようなことはないので、気軽にビッグサイズの車を購入することが可能なのです。

日本の自動車関連税が諸外国と比べ高いことは今ではよく知られています。

・アメリカの31倍
・ドイツの約2.8倍
・イギリスの約2.4倍

「今の若者は車を持たない!」と不満をぶちまける日本の政治家が「車の維持費がネックになっていること」に気づいているのかどうかは分かりませんが、とにかく高いのです。

僕自身もこの知識は持っていましたが、いざ車を購入する時にはため息が出るほど「高いな〜税金」と言わずにはいられませんでした。

今日は Volvo New V60 購入時に支払った税金や保険、その他付帯費用についてお話したいと思います。

トヨタ自動車の豊田章雄社長が言うように、国も本気で努力する姿勢(自動車関連税の引き下げ)を見せなければ、将来本当に新車を購入する若者が激減するのでは?


付帯費用内訳

▪️税金・保険等
・自動車税          ¥    9,800
・自動車取得税        ¥124,700
・自動車重量税        ¥  49,200
・自賠責保険料(37ヶ月分) ¥  36,780
・用品オプション取得税    ¥  14,200

合計 ¥234,680-

▪️代行費用等合計
・検査登録手続代行費用    ¥  66,960
・納車準備費用        ¥  25,920
・車庫証明手続代行費用    ¥  20,520
・希望番号手続費用      ¥    5,400

合計 ¥118,800-

▪️預り法定費用
・検査登録          ¥    3,240
・車庫証明          ¥    2,700
・希望番号          ¥    2,660
・収入印紙費用        ¥       200
・預りリサイクル預託金    ¥  24,360

合計 ¥33,160-

 

▪️その他
・資金管理料金        ¥       290
・VSP Plus          ¥  64,800

合計 ¥65,090-

▪️リサイクル関連費用
・フロン類料金        ¥    2,100
・エアバッグ類料金      ¥    6,910
・シュレッダーダスト料金   ¥  15,220
・情報管理料金        ¥       130
・リサイクル資金管理料金   ¥       290

合計 ¥24,650-

 

付帯費用合計 ¥476,380

15%は付帯費用と消費税 …

結果から言いますと、付帯費用総額は僕の場合支払金額の8.2%にものぼりました。プラス α 消費税が¥41万弱加算され、最終的に付帯費用と消費税の総額は¥886,000となりました。

これは支払額の15%にものぼり、「車買え買え」と国が叫ぶのはやはり人間1人が新車を買うと得をするのは国だからですね。

「若者が新車を買わないから経済が成長しない」と不満をたらたら言いながら、買ったら買ったで「はい〜自動車税、自動車取得税、自動車重量税 …」というところはさすが流石です。

Volvo New V60 についてまとめたぺージ(実燃費、税金、早くもリコール、etc)はこちら。

LINKVolvo New V60 の全て