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この交通事故は、
- 歩行者が横断禁止の道路を横切っていた
- 運転手が自動運転であることを理由にゲームに夢中だった
ことで責任の所在をめぐり、現在も様々な争論を巻き起こしております。しかし、Volvo オーナーである僕は、「新型 Volvo のヘッドライトの視界の狭さ」をあえて指摘したいと思います。
新型ボルボは現在全ての車種がトールハンマー型 LED ヘッドライトに移行しており、そのスタイリッシュなデザインが Volvo の評判を高めているのは事実です。
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しかし、弱点があるのです。
夜間走行中の視界
この写真はその事故が起こった直前の様子を運転席から見たものになりますが、視界が道を横切っていた方の下半身部分までしか確保出来ていないことが分かるかと思います。
ちなみにこれ、車種は XC90 (SUV) です。
1番車高の高い車種でさえ夜間ライトが照らす範囲はこれですから、ステーションワゴンタイプの V60 はさらに狭いです。
普通に街乗りであればさほど問題ありませんが、街灯のない田舎道を走るとなるとそうはいきません。前方に歩行者や自転車に乗る人がいないか確認するため、ハイビームにする必要も時にはあります。
しかし、それも対向車に迷惑がかかるので利用が限られます。そうだ!ディーラーに相談しよう!
ヘッドライトの角度調整は自分で出来る!?
6ヵ月点検予約の際、ヘッドライトの角度を上げることが出来るか要望を出しました。ディーラーさんの回答は「Yes, Sir」で、希望する角度について打ち合わせることに。
担当の営業さん曰く、
- ヘッドライトの向きの基本設定を、現在のデフォルト状態のまま角度を最大に上げる
- ヘッドライトの基本設定を1段上げて角度を調整する
の2つがあるそうでしたが、全く想像がつかなかったので、おまかせで設定していただきました。おすすめは前者でそちらで対応していただけたみたいです(後者はハイビームに近くなるそうです)。
ちなみにその営業さん曰く、自分でも実はヘッドライトの角度設定は可能のようです。ただその場合ボンネットを開けて、自分で見ながらの調整になるようで、どんくさい僕は自信がなかったので任せました。
格段に改善された夜間の視界
まずこちらがヘッドライトの角度を調整する前の画像です。ライトが照らす範囲が狭いため、街灯のある場所でもそのすぐ先は視界が悪く、低速走行かハイビーム走行が求められます。
事故を避けるならば。
そして、6ヵ月点検後、ディーラーのメカさんに調整していただいたヘッドライトでの夜間走行の様子が …
うぉー!!! ええやんかいさ!! 遠くまで見えるで見えるで!!!
めちゃくちゃ変わりました。体感的に前の倍くらい先まで視界が確保されている感じがします。これはありがたい。
「やるな!ディーラー!」
満面の笑みで僕は1人田舎道を駆け抜けて行くのでした。ちなみに夜間ヘッドライトの照らす範囲が狭いクレームは全然出ていないようです。
僕だけなのでしょうか?それでも担当の営業さんは「ハイビームしないといけない時ありますよね?」と言ってたので、皆さんそれなりにご自身で対応されているのかもしれません。
とにかく、僕自身はおすすめの Kaizen ですので、お困りの際はディーラーさんに相談されてみてはいかがでしょうか?
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