こんにちは。

これまでスウェーデンのスタートアップエコシステムに関わる28のイベント、サポーター(インキュベーター、アクセラレーター、コワーキングスペース)、サービスについてお伝えしてきました。

これらの28のスタートアップコミュニティは僕が実際に訪問したり、イベントなどで関わってきたものになります。そういった意味では今日ご紹介するイベントが僕が実際に目で見たモノの最後になります。

学校サボって行く価値あり、スウェーデン最大のデジタル “アン“カンファレンス、Sweden Demo Day です。

Swedem Demo Day

Sweden Demo Day はスウェーデンで最も盛り上がりを見せる最大規模のデジタル系スタートアップイベントです。

このイベントは注目の新進気鋭なスタートアップのみならず、ユニークな事業展開しているまだあまり注目を浴びていないデジタルスタートアップも世に知らしめることを目的としています。

もともと2012年頃から Internet Discovery Day として活動していたコミュニティが、2016年に Sweden Demo Day となり規模を拡大して帰ってきました。

ただ、”アン“カンファレンスといっても、実際は予めプログラムを決めずに当日プログラムを決めてその場に応じて会を進行しようというガチアンカンファレンスではありません。

スタートアップのピッチ、投資家達とのミングル、各ブースを回って楽しむ時間、表彰タイムなどは予定通り進行されます。

その一方、雰囲気はこれまで参加したものとはまた違ったものでした。来場者数、アピールするスタートアップの数は300以上と非常に活気がありました。

本当に Max 時は身動きが取れないほど混雑します。文字通りお祭り騒ぎです。それもそのはずエントランスはフリーなんです。

多彩なスタートアップ

Sweden Demo Day に参加する楽しみの1つは、スタートアップが取り組む多彩な事業を垣間見れることだと思います。

「あっ、そんなことまで考える?」というアイディアがわんさかわんさか。もう恐らく米国ではすでに存在していたんでしょうが例えば、今この現時点でこのエリアにおいて1番安いブロッコリーはどこのスーパーマーケットか?を表示するサービスなど、チャリンコママの味方なものも多かったです。

アイディアマンだらけで創造性に乏しい自分を恨むばかりです。

少し話はズレますが、このイベント関連で知ったスタートアップ企業の1つが腕時計の会社でした。本当に今スウェーデンでは様々なスタートアップが腕時計マーケっトに参入していて、明らかに Daniel Wellington に触発されている感があって面白かったです。この話はまた別機会で設けますね。僕のクラスメートも腕時計ブランドを立ち上げたみたいなんで。

とにかくデジタルスタートアップと言いながらも、既存の産業やサービスに独自アプリを開発・ローンチしたプラットフォーマーばかりでしたので、数多くの IT サービスに触れた瞬間でした。

大成功の Sweden Demo Day 2017

Sweden Demo Day の規模が拡大するに連れてイベントをサポートするコミュニティも大きくなっていきます。

そもそもこの大イベントをバックアップしているのが VINNOVA や Tillväxtverket(成長政策庁)、Swedish Trade and Investment Council(スウェーデン貿易・投資委員)などのスウェーデンの政府機関でした。

そこへこれらの機関の働きかけで非常に多くの投資家、企業、教育機関スタートアップサポーター(インキュベーター、アクセラレーター、コワーキングスペース)、Sweden Demo Day の卒業企業(chasmを越え成長フェーズに入ったスタートアップ企業)などが参加してきました。

文字通りスウェーデンのスタートアップエコシステムを産官学で形成してきた様子が見て取れるイベントで非常に興奮しました。

時系列ではこのイベントは僕が滞在した期間の中間地点にあたるタイミングでしたが、探していた答えを見せてくれた瞬間であったことをよく覚えています。

もちろん2017のイベントも規模を拡大し大成功だったようで、卒業スタートアップがお土産のように自社製品を提供し、それらが出演して勝ち残ったスタートアップ企業への褒賞になっていました。

 

スウェーデンのスタートアップエコシステムを形成するコミュニティはまだまだ無数にあります。僕1人では1年の間に学業と両立して全てをカバーすることは出来きず、正直なところ半分もまわれなかったなというのが現実です。

もう後1年フリーで動ける時間があれば、色々なことに展開出来ておもしろかっただろうなと思います。

これからも僕が入手したスウェーデンのスタートアップ情報についてはシェアしてきますが、ひとまず自分の足でかせいだ情報は以上になります。

これらの情報が誰か1人でもお役に立つことを願い、もっともっとコンテンツを増やしていければと思います。引き続きよろしくお願いします。