近年、アウトドア人気の高まりが著しいですが、このコロナ禍でもその勢いは収まらず、各社(ブランド)順調に売り上げが伸びているようです。

mont-bell、snow peak、WORKMAN、THE NORTH FACE など、品質、デザイン、価格帯に合わせ様々な選択肢が我々にはありますが、やはり願望としてあるのは

「誰も持っていないブランドのギア(アイテム)を揃えたい」

ではないでしょうか。

そんな強いこだわりと、”人と被りたくない欲” を持つキャンパーにおすすめしたいのが、スウェーデン発のアウトドアブランドです。

 スウェーデンアウトドアブランド

スウェーデンのアウトドアブランド!? はぁ!? 知らねーよ!? あぁ!?

と思われたヤンチャなキャンパーも、実はそれらを一度は目にしているのではないでしょうか。

それは本国を代表するアウトドアブランド、Fjällrävenフェールラーベン)や *PRIMUSプリムス)などが単独でショップを構えていたり、アウトドアメーカーが取り扱いしているためです。

*PRIMUS は日本では IWATANI PRIMUS として展開

以前の記事で、スウェーデンファッションの1つとして Fjällräven のバッグやウェアについてはご紹介しました。

LINK【Acne Studios ともコラボ】スウェーデン人は皆んな持ってる Fjallraven(フェールラーベン)

しかし、実はフェールラーベンに関する問い合わせのほとんどが、カンケンバッグについてではなく、キャンプギアについてなのです。

では問い合わせが多いにも関わらず、なぜ報じないのか?

理由は本国で買ったとしてもコスパ面が謎なためです。

 

 現地価格も高価格帯

前回のフェールラーベン特集記事で、カンケンバッグやウェアの現地価格が、日本のそれと比べそれほど安く感じないのが実情であることをお伝えしました。

丈夫で品質の高いブランドであることから、その事実には納得感が僕自身にはあります。

しかし、それでも本国価格はもう少し低いだろうと思っていただけに、少しディッサポイントさせられた感は正直ありました。

さらにそのディッサポイントメントが激しかったのが、テントなどのギア類です。

上の写真の1.5人用テント、価格は SEK 6,899(日本円で約¥76,000)と、数ある国産ブランドと比較してもかなり高価格帯であることが分かります。

さらに、日本での販売価格はこちらに数十%のコミッションが乗るはずです。

マトリックス図にすれば完全にスノピーと同セグメントに位置しそうで、ギアをフェールラーベンで揃えるのはちょっとしんどいかなという印象です。当然、品質は一級品だと思いますが。

 まずは料理系ギアから?

ストックホルムにはアウトドアギアショップがあちこちに点在していますが、覗いてみると本当にウィンドウショッピングが面白い。

日本では見かけることがないノルウェーなど他の北欧ブランドのギアがあったりして、珍しいもの好きキャンパーにとってはマストゴーなショッピングツアーとなるでしょう。

こちらはスウェーデンブランド PRIMUS 社のクッキングストーブになりますが、あまり見覚えのない形状を目にすることで「やはり俺は今スウェーデンにいるんだ …」と意外なタイミングで現実認識するかもしれません。

僕は PRIMUS 製品に詳しくないので、PRIMUS=IWATANI PRIMUS の黄色いガス缶しかイメージがありませんでしたが、本場は種類も多くデザイン性の高いものが多く取り扱わられていました。

スウェーデンブランドのテントはちょっとハードルが高いので、まずは手軽にクッキングギアから揃えるのが無難ですね。