Supreme ってどうしてこんなに若者に人気なんですか?僕が学生時代、B 系ファッション(死語?)を好む友人が着ていた印象しかないので、中年おじさんの僕はこのブランドの再人気に非常に驚いています。
そんな世界中で大人気の Supreme、スウェーデンでは着ている人を見かけたことは未だかつてないです(多分いるんでしょうが、僕は見かけなかったです)。
それは恐らく「北欧の Supreme」と呼ばれる WeSC(ウィーエスシー)が縄張りを守っているからでしょう。
日本にも1度上陸したこのブランド、Supreme 同様本国でも人気(再)沸騰中のようです。
WeSC Stockholm
WeSC はスウェーデン発のスケーターファッションブランドとして、1999年に創業された老舗ブランドです。
これまで北米やシンガポールなど多くの国や地域に進出してきた、数少ないグローバルスウェーデンファッションブランドの1つと言えるでしょう。(2010年東京・渋谷にも店舗がオープン)
その後、業績の落ち込みなどから、店舗展開を縮小するなど(東京もクローズ)、近年はあまり浮いた話を聞いていませんでしたが … 。
しかし、スタイルをスケーターファッションからストリートへ移行させたことで、再びスウェーデンの若者の間で人気が戻り、近年では20代や30代にも顧客層が広がっているそうです。当然、評判も上々。
僕も久々に見に行ってみました(本当はセール品をチェックしたかっただけ)。
他のストリートファッションとの違い
WeSC が他の洋服ブランドと少し異なるところは、ジムやトレーニングに使えるウェアを取り揃えているところです。
タンクトップやショーツだけでなく、スポブラに近い形の女性用ジムウェア、ノースリーブ、スパッツなど、スポーツメーカーも顔負けのラインナップです。
豊富なラインナップ
僕はストリートファッションについてあまり詳しくないので、Supreme ファンが WeSC を好むデザインかどうかは分かりかねます。
ただ見ていて感じたのが、色使いのバリエーションが豊富で、派手なデザインのものもあれば、シンプルな色の組み合わせのものまで、幅広く好みをカバーしているような印象でした。
スウェーデンブランドは、各々スタイルのコンセプトが決まっていて、それにそってデザインが展開されているような印象を僕個人は持っています。
きれいめ路線なら全ラインナップきれいめ。シンプル路線なら全部シンプル、みたいな統一感をお店に行けば感じます。
WeSC はその点良い意味で統一感を感じませんでした。もちろんストリート路線というのはキープされつつです。
言い換えれば、ガチガチのストリートが好きな方でも、きれいめファッションが好きな方でも、好みのスタイルの洋服が見つかるのではないでしょうか。
店内も広く買い物がし易いです。サンダルや CD なんかも置いていて、ウィンドウショッピングに遊びに行くだけでも楽しい空間作りがされています。
庶民価格
他のストリートブランド Axel Arigato や Eytys よりも全体的にもう少し値段が安い印象でした。
分厚めの T シャツなんかも日本円で¥5,000前後と、学生に響く価格帯でした。かといって生地感はしょぼいかと言われますと、そんなことは全くなく、しっかりしていて高品質だというのが試着した感想です。
ほんでもって、WeSC のいいところはセールで全て50% オフになるところです。「まっ、まじかよ …」ってなるくらい新品が安くなります。
僕も買うつもりなかったのですが、パーカーを1着買ってしまいました。
ショップマネージャー Kentaro さん(日本とスウェーデンのハーフ)は、ものすごく親切で日本文化にも精通していますので、日本人好みの洋服選びを手伝ってくれますよ。
ストックホルムに旅行した際は是非北欧の Supreme、WeSC へ!
*北欧ファッションブランドのリストページを設けました。日本では聞いたことのない、めちゃめちゃイケてるブランドがまだまだありますよ ↓↓↓
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