スウェーデン人をディスるわけじゃありませんが、彼らは砂糖狂です。

「女子みたい」と言われるほど甘党の僕ですら、「いえ、もう大丈夫です」とたまに断るぐらい一緒にいると砂糖系の食べ物が次々出てきます。

以前こちらでも、

スウェーデン人がどれだけ日々の食事に砂糖を投入するのか

にもかかわらず、

世界で一番虫歯になる人が少ない国なわけ

をお話ししましたが、大変反響をいただいております。

LINK【アジア人女性は要注意!?】スウェーデン人に嫁ぐと太るという都市伝説を検証したフィリピン人の話

LINK【北欧居候日記】一緒に住んで分かるスウェーデン人が虫歯にならない理由

「芸能人は歯が命」という東十条司さんの名言がありますが、今や長生きが避けられない人類にとって、歯を悪くすることは死活問題だということを我々が認識し出した証拠だと思います。

ところで、そんな歯が悪くならないスウェーデン人ですが、どれだけ予防に徹していると説明を聞いても、この駄菓子屋で戯れる子供達を見るとそのデータが本当かどうか疑ってしまいます。

日本人ママが見たら出禁レベルの、砂糖系グッズパラダイスです。



 ヘビー級のグミ

ストックホルムの友人夫婦宅に招かれると、FIKA(フィーカ)のお供として、こういった巨大グミが出されます。このグミのサイズ、我々日本人が時々口にするグミの約6〜7個分あります。

しかも危険なのが美味いんです。油断してると軽く5〜6個はパクパクいってしまうので、日本サイズで言うと40個くらいのグミを食べている計算になります。

この中毒性抜群のグミをパクパク食べる僕の姿を見て友人が言いました、

「Tada、そんなにスウェーデンのグミが好きなんだったら、キャンディショップに行ってみたら?」

童心にかえる良い機会だと、北欧の駄菓子屋へ潜入してみました。

 キャンディショップ

ストックホルムにはいくつかこういった駄菓子屋(キャンディショップ)が、ショッピングモールのテナントとして店を構えています。

日本の古い駄菓子屋が店舗ごと構えているスタイルではなく、メガドンキに入っている駄菓子屋みたいな感じです。

早速中へ入るとガラガラなことに気付きます。「良かった …」。子供でごった返す店内に、中年おじさんが突入するのはなかなか勇気がいるからです。

しかも子供連れの大人客もいます。

と、思ったのも束の間、「キャハハははは」という笑い声と共に、地元の女子小学生(基礎学校生)十数人が雪崩れこんできました。



 飴玉パラダイス

女学生達に圧倒されながらも、店内の砂糖グッズを見て回ります。いやいやいやいや、おかしいぞスウェーデン人。

「えっ、栄養食品?」

ってくらい、きちんと不健康食品が陳列されています。

ちなみにスウェーデンのキャンディショップこうして、色々な種類の砂糖菓子が計り売りされており、「もっと食え」と言わんばかりに子供達の消費意欲をそそります。

「これは教育的に OK なのか?」とふと疑問が浮かびますが、やはり歯の予防学が根付いたこの社会では、たった100種類の飴やグミごとき大したことがないようです。

 100種類を超す砂糖菓子

さらっと「100種類」って言ってしましましたが、文字通り100種類以上です。正確に言うと200種類以上あります。

1つ1つ種類をカウントしてるう家に、女学生の笑い声が僕のカウントをかき消してしまい、数えるのをやめました。多分300種類くらいあったと思います。

このへんのユニコーン(ツノがある伝説の馬)タイプのキャンディはお土産なんかにも良いですね。値段も 29.9 SEK(300円)〜と比較的リーズナブルです。

ちなみに種類こそ劣りますが、スウェーデンでは各スーパーマーケットにも、こういったキャンディやお菓子が計り売りされています。

ショッピングモールに行く機会がなければ、そちらで手軽に北欧駄菓子を楽しめます。

甘そう〜〜〜。

このカラフルな虹色の飴を見ていたら、さすがに目が回ってきました。スウェーデン人はテクノロジー狂と揶揄されますが、シュガー狂が正しいですね。

スウェーデンの砂糖菓子は中毒性が強いので、皆さんお気をつけ下さい。虫歯も大事ですが肥満予防も意識すべかと。